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【阪神】岡田監督がボヤキまくった深刻な〝行き違い〟「かわいそうやから名前は出さんけど…」

東スポWEB / 2024年7月18日 5時27分

ベンチで厳しい表情を見せていた岡田監督

阪神は17日の巨人戦(東京ドーム)に3―4で逆転負けを喫し、2カード連続の負け越し。順位こそ4位のまま変動はなかったが、首位に立つ阿部巨人とは2・5ゲーム差に広がった。

「チグハグで…」「チグハグやなあ」「後手後手でチグハグになるわな」「チグハグなるなあ」「チグハグやなあ」。試合後の岡田彰布監督(66)はおよそ4分間の囲み取材で、ここまでの戦いを象徴するかのような4文字を5度も繰り返した。

「岡田さんらしくない…」。この日の一戦を見守った他球団関係者は小さな声でそうつぶやいた。昨季は〝普通の野球〟という言葉に集約される隙のない「静」の采配で12球団の頂点に輝いた虎将だが、投打のかみ合いの悪さに悩み続ける今季はとにかく動く。この一戦ではついに、月間打率2割4厘と不調にあえぐ不動の二塁手・中野をスタメンから外す荒療治に着手。それにより、連続フルイニング出場は241試合でストップした。

中野だけでなく近本、前川らのレギュラー勢もベンチスタート。貧打に悩むチームとしては珍しく5回までに3点を挙げて主導権を握ったが、先発の大竹が5回途中4失点KO。直近4戦で3勝0敗と好調を持続していた左腕がリードを守り切れず、2戦連続で1点差の接戦を落とした。

試合前時点で7月は8勝5敗と白星先行。ようやくチーム状態が上向いてきたと思われていた矢先、またも手痛いアクシデントに見舞われた。月間打率3割7分2厘と好調を持続していた遊撃手・小幡が走塁中に左太もも裏を痛め、5回の守備から途中交代。指揮官は苦虫をかみつぶしたような表情で「肉離れや」と説明し「打つのが上がってきたのになあ」と天を仰いだ。打撃開眼の雰囲気すら漂わせていた23歳の戦線離脱は、もはや避けられそうにない。

さらに、球場から引き揚げる岡田監督は「サインは見てへんしアカンわもう…。(舞台裏では)すごいことが起きとるんやで。かわいそうやから名前は出さんけど…」と独り言のようにボヤキを連発。試合中の意思疎通に深刻な〝行き違い〟が起きていたことも示唆した。

前半戦は19日からの広島3連戦(甲子園)で終了する。残り2つの貯金を何が何でも死守し、勝負の夏場に臨みたい。

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