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パ独走のソフトバンクを追う2位ロッテに佐々木朗希がいない現実… 球界内に広がる切なさ

東スポWEB / 2024年7月18日 5時29分

佐々木朗希がいれば…

パ首位のソフトバンクは17日の2位・ロッテ戦(みずほペイペイ)に6―4の逆転勝ちで連勝。今月2日時点で最大「12・5」あったゲーム差が「7」まで縮まって迎えた3連戦を勝ち越し、その差は再び「8」に拡大した。独走の鷹を止められなかったロッテ。球界内ではロッテの剛腕・佐々木朗希投手(22)の不在を嘆く声であふれ始めている。

今カードは初戦をロッテが制し、6ゲーム差まで縮まった。しかし2、3戦目を小久保ホークスがあっさり取り返し、結果的には突き放した。

両軍には絶対的な戦力差がある。かねて2016年に日本ハムが11・5差を跳ねのけて奇跡の大逆転優勝を飾った際、ソフトバンク陣営を含めた球界内で語り草となったのは大谷翔平(現ドジャース)の大活躍だった。大きな戦力差と劣勢を跳ね返す上で不可欠なのはスーパースターの存在。そこから転じるように、今季のペナント中に球界内で語られていたのが「佐々木朗希は16年当時の大谷翔平になれるか」という見方だった。

ただ、開幕直後から球界内で不穏な情報が飛び交っていたのも事実だ。6月8日の広島戦を最後に戦列を離れている佐々木は今季9試合に登板して5勝、防御率1・96。見栄えのいい成績こそ残しているが、今季対戦した選手らの間からは「球のキレ、質は前年ほどではない」との声でもっぱらだった。5月に入ってからは「登板回避」の情報は現場レベルですでに飛び交っていた。

そして佐々木は先月13日に右腕のコンディション不良で登録抹消。パ・リーグを盛り上げる意味でも「ストップ・ザ・ホークス」の機運が高まる中で、球界内には複雑な心情が生まれるのも当然かもしれない。球界関係者からは「独走するチームとの差が縮まる中で事情はあれ、朗希がいないのは寂しいし、残念」との声も聞かれている。

リーグ戦再開後、最初のカードとなったソフトバンク3連戦、さらに今回の福岡遠征の計2カードに帯同すらかなわなかった佐々木。8月上旬にはZOZOマリンでソフトバンク戦が組まれている。メジャーも熱視線を送り続ける最速165キロの剛腕。有望な未来があるだけに本人、周囲を含めて難しい立ち位置に違いないが、鷹を追い上げるロッテに佐々木がいない現実に切なさが広がっている。

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