【スターダム】スターライト・キッドがマスク継続を決断「一番の武器を捨てるのはやっぱりないよな」

スターライト・キッド

女子プロレス「スターダム」の〝欲深き黒虎〟スターライト・キッドが、マスクウーマン継続を決めた。

４月に極悪軍団「大江戸隊」を追放され、ユニット無所属となったのを機に２０１５年１０月のデビューから着用する虎のマスクを脱ぐことも選択肢に入れて悩み続けた。最終的に鈴季すず、星来芽依との共闘を決意。ＡＺＭと天咲光由も加わり、５人で新ユニットを結成する道を選んだ。

「同世代とやっていきたいと思ったときに、このメンバーだったらスターダムの色を一気に塗り替えられるなって。そこにインパクトがあるので、私がマスクを脱ぐ必要はないのかなって思いました」と決断に至った経緯を説明した。

ファンにも意見を求めたところ、大半は「脱がないで」だったという。一方で、自身のＳＮＳには口元だけを隠したほぼ素顔の写真を頻繁にアップしていることから「もう脱ぎなよ」というコメントもチラホラ。それでも「私以外にマスクウーマンがいないのに、一番の武器を捨てるのはやっぱりないよなって。今はマスクを脱ぐつもりはさらさらないです。マスクのままトップを取りにいきます！」と強い決意を口にした。

２３日の後楽園大会では、故障箇所の療養のため欠場していた鈴季が復帰し、キッド、ＡＺＭとトリオを結成。これで全メンバーがそろう。「５人でプロレス界を変えたい。今までは、これといったコンセプトがないまま新しいユニットがいくつも出てきた。でも私たちは同世代というコンセプトがあり、ＡＺＭと光由は私も含めて大江戸隊にやり返したいという気持ちがある。意味があるユニットだと思っています」

長きにわたる〝脱ぐ脱がない論争〟に終止符を打った黒虎は「とりあえず５人で焼き肉会議ですね。ユニット名とかロゴとか、どこでお披露目するのかとか話し合わないと。ワクワクしかない」と今後の展開に胸を躍らせていた。