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【AEW】ウィル・オスプレイがMJFに敗れインターナショナル王座陥落 試合時間残り2秒で衝撃決着

東スポWEB / 2024年7月18日 10時58分

MJF(左)に延髄斬りを叩き込むウィル・オスプレイ(©All-Elite-Wrestling)

米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が17日(日本時間18日)に放送され、元新日本プロレスのインターナショナル王者ウィル・オスプレイ(31)がMJF(28)に敗れベルトを失った。

放送250回記念の大会で実現した若き世界的トップスター同士の王座戦は、文字通りの死闘となった。オスプレイは序盤からサスケスペシャルをはじめとした華麗な空中殺法で制空権を握る。しかしエプロンでのオスカッターをかわされた際に左肩を負傷してしまうアクシデントに見舞われた。

リング内外で一進一退の攻防を繰り広げる両雄に、会場からは「ファイト・フォーエバー」のチャントが巻き起こる。そしてその声に応えるかのように、試合は激化の一途をたどった。オスプレイの肩が悪化したのか一時チェックが入ったものの試合は続行。オスプレイが雪崩式スタイルズクラッシュを見舞えば、MJFはヒート・シーカー、場外のテーブル上へのダイビングエルボードロップを投下し一歩も譲らない。

驚異的なスタミナを誇る両者の戦いは50分を経過。一進一退の攻防からその場飛びスパニッシュフライを決めたオスプレイは、一気の勝負に出る。スワンダイブの雪崩式オスカッター、ヒドゥンブレードと大技を連発した。

試合時間はついに残り時間1分に突入。オスプレイは封印状態にあるタイガードライバー91を狙うが、直前でためらってしまう。九死に一生のMJFに突き飛ばされるとレフェリーと衝突。一瞬の無法空間が生まれてしまう。なおも追い打ちを狙ったオスプレイだったが、このスキにダイヤの指輪を握っていたMJFのパンチを顔面に叩き込まれまさかの3カウントを奪われた。

決着タイムは何と59分58秒。残り2秒で引き分け防衛だったオスプレイは痛恨の敗戦で丸腰に。とはいえ壮絶な戦いを繰り広げた両者が、ともにレスラーの価値を高める結果となった。

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