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【MLB】球宴MVPデュランは〝超個性的〟なバットの握り「ゴルフ以外で見たことがない」

東スポWEB / 2024年7月18日 12時30分

MVPに輝いたジャレン・デュラン(ロイター=USA TODAY Sports)

レッドソックスのジャレン・デュラン外野手(27)は16日(日本時間17日)にテキサス州アーリントンで行われたオールスター戦で5回の守備から途中出場し、その裏二死一塁で右中間に勝ち越し2ランを放ち、MVPに輝いた。初出場、初打席、初スイングで栄光を手にした。

デュランは前半戦最終戦の15日(日本時間16日)に「単打(の当たり)は二塁打、二塁打は三塁打、三塁打なら(ランニング)本塁打を狙ってみたいね。イチローが(07年の)オールスター戦で史上初のランニング本塁打を打ったのをすごく覚えている。打球がどうバウンドするか予想がつかないこともあるから。とにかく目一杯楽しんでくるよ」と話していた。その時は飛距離413フィート(約126メートル)の完璧な一発を放ち、MVPに輝くとは思ってもいなかっただろう。

メジャー4年目のデュランは今季、開幕から全試合、主に1番打者として先発しており、打率2割8分4厘、10本塁打、41打点、リーグ3位の22盗塁、リーグ1位の27二塁打、メジャー1位の10三塁打と確変した。

その打撃には3つ特徴がある。まずは吉田正尚外野手(31)が最近使い始めたサムプロ社製の親指ガードを、レッドソックスの中でもいち早く使った選手の一人であること。デュランは「親指の付け根周辺全体を保護してくれるし、フィット感もいい」と話している。

続いては、バット形状。グリップがなだらかになっていて小指の外側を止める部分がない「ノン・ノブ」と呼ばれるタイプを使用しているのだ。

そして最大のポイントは超個性的なバットの握り方だ。まるでゴルフクラブのように、左手の小指と右手の人さし指をクロスしてバットを握っている。

「この握り方を始めたのは2年ほど前。僕は両手で(スイングを)フィニッシュするタイプで、身体全体の動きをうまく連動させるためにはどの握りがいいか試してみたところ、これがすごくしっくりきたんだ。ようやく自分の形になってきたと感じている」と説明し、「他にもこれをやっている選手はいるかもしれないけど、実際には見たことがない。ゴルフ以外でね」と話した。

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