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暴行事件が起きた神奈川の病院が謝罪 内部告発者には「対応への不信感を抱かせてしまった可能性」

東スポWEB / 2024年7月18日 14時11分

神奈川・大和市の中央林間病院

看護師の内部告発で男性看護師(当時)による暴行事件が明らかになった神奈川・大和市の一般病院「中央林間病院」が18日、公式サイトで声明を発表し、謝罪した。

中央林間病院は「患者様、地域にお住まいの皆様方、当院に関わる全ての皆様方には、本事案並びに報道により多大なご心配をお掛けしており、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「本事案に関する当院の対応について、ご説明申し上げます」と次のように4点説明した。

1.暴力行為の判明後、当院は直ちに当該看護師への事実確認を行いました。また、当該看護師はその事実を認め、速やかに退職しました。

2.事実確認後に、被害を受けた患者様のご家族様へ、看護師による暴力行為があった旨を説明し、謝罪させていただきました。また、ご家族様のご意向を尊重し、当院から警察通報や外部公表を行うことは控えさせていただきました。なお、スポーツ新聞社の取材に応対する際にも、ご家族様へご連絡し、『この事案を問題視していない』、『その後の病院の対応にも不満は無い』とのご意向を承っております。

3.ご家族様への謝罪後、当院内では、病院長より全ての管理職が集まる会議にて、①職員による入院患者様への暴行があったこと、②暴行した職員は退職したこと、③ご家族様へ説明、謝罪したことを説明しました。加えて、病棟では師長より看護師等へ、いかなる理由であっても患者様への暴力は許されないこと等の指導を改めて行い、再発防止に努めさせていただきました。

4.ご家族様のご意向等に配慮し、当院内でも本事案の詳細(患者様の氏名や病状、暴力行為の内容等)を事細かに説明することは控えさせていただきました。そのため、スポーツ新聞社へ情報提供した職員には、当院の対応への不信感を抱かせてしまった可能性がありますが、当院としては適時に然るべき対応を行ってきたものと考えております。

その上で「同様の事案が起きないよう、病院全体での教育、指導に努めてまいります」と結んだ。

中央林間病院の複数の看護師が取材に内部告発し、同病院の30代男性看護師が4月、認知症で高齢の女性患者を殴る暴行事件が起きたことが明るみに出た。男性看護師は同月中に自主退職した。病院も取材に対し、これを認めていた。

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