佐野海舟の逮捕で日本代表のスポンサー企業から協会に「心配の声いくつかいただいている」

佐野海舟容疑者

日本サッカー協会（ＪＦＡ）が１８日に理事会を開催し、日本代表ＭＦ佐野海舟容疑者（２３＝マインツ）が不同意性交罪で逮捕されたことも話題に上った。

佐野容疑者は１４日未明に知人男性２人とともに都内ホテルで３０代女性に性的暴行を加えたとして、警視庁本富士署に逮捕されていたことが１７日に明らかになった。

宮本恒靖会長が理事会の冒頭でこの件について言及し、その後の会見で影山雅永技術委員長が改めて触れた。

「まだ捜査の状況が分かっていない」としつつも、「われわれ代表チームは、選手としてどのような心構えを持つべきなのか、今も活動があるごとに指導はしているが、なおいっそう誇りや責任を共有していかなければいけないと思う」と選手への指導を徹底する考えを示した。

また協会関係者によると、スポンサー企業から「事実確認も含めて、ご心配の声はいくつかいただいている」と明らかにした。

１～２月のアジアカップ期間中にＭＦ伊東純也（スタッド・ランス）の性加害報道で騒動となった際には、スポンサー企業にも配慮して離脱となった経緯もあり、スポンサー側も相次ぐ騒動に敏感になっているようだ。

佐野の逮捕は波紋を広げている。