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岩井志麻子氏がアフリカ青年の日本人エール動画に「いらんこと考えずアドバイス受けられるかも」

東スポWEB / 2024年7月18日 20時5分

岩井志麻子氏

作家の岩井志麻子氏(59)と新潮社幹部の中瀬ゆかり氏(60)が18日、曜日コメンテーターを務める生情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。アフリカ発の〝深イイ話〟に、文壇人ならではの目線でコメントした。

カメルーンの農村に住む青年ユーチューバーが、ストレス過多の日本人に向け「自殺するな日本人 世界は広い アフリカに来い」などと日本語字幕付きでエール。7か月前に投稿されたこの動画は160万回以上再生され、青年の言葉に救われた日本人からのコメントが4500件近くついている。

岩井氏はイタリアから帰国したばかり。もともとアジア好きだが、ヨーロッパ旅行は初めてだった。文化から人種からいろんなものが違う国へ行き、「(自分は)ちっぽけな人間だのう」「世界は広いな」と痛感したという。それ以上に「アフリカ(人)なんて、ホントに文化から何から(日本人と)かけ離れた人たちじゃないですか」と指摘し、このエール動画の意義を分析した。

「あまりに遠い人たちのアドバイスだと、『へえ~、そうは言ってもアンタはまだアタシより何とかが幸せじゃない?』みたいなのがないじゃないですか。比べようがないっていうか、どうやって比べていいか分かんないから。あまりに遠い人からのアドバイスって、意外に芯を食ってくるかも。いきなりズドンと(心の)真ん中に来たり、いらんこと考えずにアドバイス受けられるかもなと思いますよ」

中瀬氏も、こうした動画は「リアルに居る場所のことでもういっぱいいっぱいになっちゃって、仕事で人間関係がつらいとか、忙しすぎてもうしんどいとか、学校でいじめられてもうここしかないみたいになっちゃってる人たち」の心に〝刺さる〟と指摘した。

「アフリカの方が『つらくなって死ぬぐらいならアフリカ来いよ』って言ってくれるのは、ホントに(そう)思って言ってくれてるんだと思うんですよ。その言葉だけでも、〝やっぱり死ぬんだったら、死ぬ気でいろいろこういうこともできるんだ〟って可能性を一個、新しく広げてもらった気持ちになるのはとてもよく分かりますね」

田舎町育ちの中瀬氏も、中学時代いじめに遭い自死を考えた経験があり、ネットもない時代に「すごい小さなサークルの中で、これが世界の全てみたいなところがあった」という。

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