1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

元五輪銅メダリストの堀井学衆院議員が公選法疑いで強制捜査 自民党内「離党したが、党の信頼回復に時間がかかる」

東スポWEB / 2024年7月18日 22時55分

堀井学衆院議員の事務所が入る衆院第二議員会館

自民党に所属したリレハンメル五輪の銅メダリスト(スピードスケート)・堀井学衆院議員が秘書や家族を通じて選挙区内の人に香典を渡す違法な行為を繰り返した疑いが持たれて衝撃が走っている。

東京地検特捜部は18日、公職選挙法違反の疑いで東京・千代田区の衆議院第二議員会館にある堀井氏の事務所や港区の議員宿舎、北海道登別市の地元事務所、自宅の捜索を行った。

公選法では政治家本人が葬儀に参列し、その場で香典を渡す場合を除いて、選挙区内の人に香典を渡すことは違法な寄付行為としている。

堀井氏は強制捜査を受け離党届を提出。同党は同日付で受理した。

政治家としての堀井氏は五輪で銅メダル獲得した後、北海道議会議員を務めた後、2012年の衆院選で初当選を果たすと外務政務官や内閣府副大臣を歴任した。

同党議員は「堀井氏の違法な寄付行為は数十万円になると聞いた。香典を渡す相手や金額は地元を離れている時も秘書などからLINEで報告などを受け指示していたそうだが…。過去に小野寺五典元防衛相と菅原一秀元経産相が同様の事件で議員辞職し公民権停止、略式起訴を受けている。次の衆院選に出ない意向だが、これからどうするんだ」と心配そうに語った。

堀井氏は同党清和政策研究会(安倍派)からキックバックを受けた2000万円を超えるパーティー券収入を政治資金収支報告書に記載していたことが発覚し、内閣府副大臣を辞任したばかりだった。

不記載額は一昨年までの5年間で2196万円で1年間の役職停止処分を受けていた。

同党関係者は「特捜部は堀井氏の政治資金をめぐる捜査で香典問題に気付いたのではないのか。これから押収した資料を分析し、堀井氏の違法な寄付の原資や事務所内の資金の流れの解明を進めるだろう。離党したとはいえ、党の信頼回復には時間がかかる事件となった」と堀井氏への強制捜査を嘆いた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください