【全日本】諏訪魔が中嶋に返答「俺とやりたいって言うなら…」 大仁田案には「何それ？」

石川修司に３カウントを奪われた諏訪魔

俺様が答えてやる。全日本プロレスの〝暴走男〟こと諏訪魔（４７）が、あれこれうるさい周囲に強烈な言葉を放った。

ここに来て、諏訪魔の周囲が、やけににぎやかになっている。ＧＬＥＡＴのＬＩＤＥＴ・ＵＷＦ世界王者となった〝××スタイル〟こと中嶋勝彦から対戦を要求され、「果たし状」を叩きつけられた。するとこれに引き寄せられるように面倒な人たちが集結。諏訪魔の公認代理人に鈴木秀樹が就任し、邪道・大仁田厚が２人の対戦の場に中立のリングとして自身の「デビュー５０周年記念大会」（８月２４日、神奈川・富士通スタジアム川崎）を提供すると言い出した。

女子プロレス「エボリューション（エボ女）」１８日の新木場大会前に取材に応じた諏訪魔は、中嶋について問われるや「果たし状？ え、そんなの俺のところに来てないよ？」とカマボコのような表情で口走る。それでも中嶋の対戦要求は耳に入っているとしつつ「中嶋はベルトの意味を知ったほうがいいよ。ベルトっていうのは団体の象徴。選手の目標であり夢なんだから」としてまさかの〝説教モード〟に突入だ。そして「話題をつくるのは大事だよね。でも、変なネタを飛ばしたりゴシップでつくるのは違うんじゃないかな？ 君は俺じゃなくて、ＧＬＥＡＴの中を見たほうがいいと思う」と上から目線で言い放った。

持論を展開して妙なスイッチの入った諏訪魔は「それでも俺とやりたいって言うなら、きちんと防衛戦を終わらせてからにしなさい」と説く。その上で「そして丸腰になったら黒幕…じゃなくてＲ…いや〝ロジャー〟と一緒にここに来い。全日本でもＧＬＥＡＴでもない、このエボリューションの中立なリングでやってやる！」と謎の固有名詞ともに呼びかけた。

ところで「シェーモ・スズキ」を名乗る公認代理人・鈴木を飛び越し、勝手に呼びかけて大丈夫なのか？ この疑問に諏訪魔は「代理人はクビだ。だって、口を開けば金の話ばっかりで全然話が進まないじゃないか！」と憤慨。代理人として最も不適切な人選であることは、火を見るより明らかだった気がするが「秀樹は代理人じゃなくてチームメートになったから。エボリューション入り。今決めたけど決定事項だ、オイ！」とジャイアニズムを発揮した。なお「２人がやるならカードを組んでやる」と中立なリングとして名乗りを上げた大仁田の提案には、「何それ？」と無関心だった。

さらにエボ女のリングではこの日、かねて対戦を求められてきたウナギ・サヤカがまな弟子のＣｈｉＣｈｉとの一騎打ちに勝利。次回８月４日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ大会でＣｈｉＣｈｉ、ＺＯＮＥＳと組んでウナギ、まなせゆうな、Ｘ組との対戦が決定した。なぜか厄介な人たちばかり引きつける暴走男の周囲から目が離せない。