不同意性交容疑で逮捕の佐野海舟〝クロ〟確定なら「代表スポンサーの契約解除ありえる」

不同意性交容疑で逮捕された佐野海舟容疑者

サッカー日本代表ＭＦ佐野海舟容疑者（２３＝マインツ）が不同意性交罪の容疑で逮捕されたことを受けて、各方面に波紋が広がっている。

佐野容疑者は１４日未明に、知人男性２人とともに都内ホテルで３０代女性に性的暴行を加えたとして、警視庁本富士署に逮捕されていたことが明らかになった。

逮捕の一報から一夜明けた１８日、日本サッカー協会は理事会を開催。会議の冒頭で宮本恒靖会長（４７）が今回の事件について言及した。「サッカー界に身を置く人間として非常に残念だと思っている」とした上で「代表選手に対して再度教育をしていく必要があると考えている。しっかりと取り組んでいきたい」とピッチ外における指導を徹底する方針を示した。理事からは「今後、選手教育をしっかりと検討していく必要があるのではないか」などと強く求める声も上がった。

また協会関係者によると、スポンサー企業から「事実確認も含めて、ご心配の声はいくつかいただいている」。１～２月のアジアカップ期間中には、ＭＦ伊東純也（スタッド・ランス）が性加害疑惑を報じられて離脱。現在は書類送検されており、相次ぐ騒動にスポンサーも敏感になっている。

実際に大手広告代理店関係者はこう懸念する。「佐野容疑者の件では〝サッカー日本代表〟〝性的暴行〟〝逮捕〟というフレーズの報道があふれている。これだけでスポンサー企業にとっては大きな打撃になる」と指摘。そして「代表のスポンサー契約は非常に高額。もし佐野容疑者が有罪、実刑になれば契約解除というケースも十分ありえる」と予想した。

「そもそも代表選手がいかがわしい遊び方をすること自体、スポンサーは望んでいない」と同関係者。ピッチ外で相次ぐ騒動により、森保ジャパンを巡る視線は厳しさを増している。