【巨人】３３日ぶりに安打放った坂本勇人「継続して」 阿部監督は「今後につなげて」

二塁への内野安打を放った坂本（右は中田翔）

巨人・坂本勇人内野手（３５）が１９日の中日戦（バンテリン）に「６番・三塁」で先発出場し１７打席ぶりの安打を放った。

実に３３日ぶりの安打だった。２回の第１打席、二死走者なしで打席に立った坂本は相手先発・高橋宏の１５３キロの直球を捉えた。一、二塁間に飛んだ打球は二塁手・板山のグラブをはじき内野安打に。久しぶりに点灯したＨランプに球場のＧ党も歓声を上げた。

さらに、この日は三塁の守備でも好プレーを披露した。華麗なグラブさばきで併殺を２つ完成させ、４回には中田のライナー性の打球を一度グラブではじきながらも捕球してアウトをもぎ取った。

すでに２０００安打を達成している坂本にとっても、当たりが出ると出ないとでは大違いだ。何かと気にかけてきた阿部監督は「うれしいと思うし、今後につなげてもらいたい」と安堵の表情を見せた。当の坂本は「継続して打てるように頑張ります」と語った背番号６。一本出たことで余裕が生まれ、本来の打棒が発揮されるのか。