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【日本ハム】新庄監督「視聴率18・2%ぐらいあったんじゃない?」 田中正義のヒヤヒヤ投球に苦笑い

東スポWEB / 2024年7月19日 22時41分

新庄監督

日本ハムが19日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2―1で勝利。貯金を「2」とし、球宴前の前半戦を勝率5割以上で終えることが確定した。

序盤から先発左腕・加藤貴が要所を締める好投を見せたが、打線は相手先発の小島に翻弄されて援護できず。7回まで無安打無得点と完璧に抑え込まれた。だが、0―0の8回に先頭打者・石井が右翼席中段に今季3号ソロを放って先制。小島のノーヒットノーランの夢を砕くと、9回にはこの日3番に座った郡司が左翼席に8号ソロを放ち追加点を挙げた。

ただ、ソロ2発による2安打で2―0で迎えた直後の9回から3番手で登板した守護神・田中正義投手(30)が不安定な投球。三十路の誕生日に3四死球を与えるなど1点を失いながらも何とか逃げ切り、追撃を振り切った。

試合後の新庄剛志監督(52)は最終回の田中正の冷や汗握る投球もあってか、開口一番「(テレビの)視聴率18・2%ぐらいあったんじゃない? ドラマだったら。主人公だね、田中君は。自分の誕生日にね。視聴率稼ぎにいくわ~、マジで」と苦笑い。それでも両軍の先発が緊迫した投手戦を繰り広げたことで「面白いゲームでしたね。2本のホームランで(勝って)。小島君がめちゃくちゃ調子良かったから、ノーヒットノーランされるんじゃないかなっていうイメージで。でも、こういう時は一発で決まる試合が多いんでね。今日2発で。良かった」と興奮気味に辛勝の試合を振り返った。

この日は、二軍に在籍する高卒1、2年目の選手や育成選手ら計8人がスタンドから試合を観戦。一軍の激しい戦いをあえて目前で見学させた。そんな試合に勝利したとあって指揮官は「ファームの若い選手たちが来ていてこういう試合を見せられたのは良かった。彼らが1日でも早くこういう舞台で戦いたいと強く思うきっかけになればうれしい」と上機嫌で願っていた。

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