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ガチタンバリン奏者大石竜輔氏にガチインタビュー「今は見た目で誤解されることも少なくなった」

東スポWEB / 2024年7月20日 10時45分

――演奏家として認められるようになった、と

大石 アーティストの方の評価も大きかったです。長く共演しているピアノボーカルの泉沢果那ちゃんにも、初対面の時から「やっとフィールにはまる人が見つかった」と言っていただけて。そういった縁で少しずつ自信はついていきました。

――現在も数多くのジャンルの演奏家と共演

大石 ドラムの役割も、パーカッションの役割もできるので、相手を選ばない楽器なんです。既にドラマーさんがいるバンドとも共演できますし、音が繊細なウクレレのような楽器と合わせられるので、そこは強みだと思います。

――2020年にはテレビ朝日系「報道ステーション」のテーマ曲「Brave」に参加

大石 以前ギタリストのこーじゅん君とコラボした縁で収録に参加して、大きな体験になりました。実はこーじゅん君に初めて共演を申し込んだ時には一度断られていて。後日「アーティスト写真が怖くて、関わらない方がいいかと思ってた」と本音を教えてもらいました(笑い)。今は見た目で誤解されることも少なくなりましたけどね。

――同時期にはユーチューブで動画投稿を開始

大石 とにかく認知が必要だと思って、1日に3本動画を上げた時期もありました。ライブでははっちゃけるタイプでしたし、動画サイトで話題の人たちを参考にしたら、目立つことを全部やる人、みたいな内容になっちゃって。視聴者からは「地球に1人はいてほしいけど、2人はいらない」とコメントが来たこともあります。

――やはり知名度も上昇した?

大石 共演できる方も増えましたし、最近は「パーカッション・マガジン」の表紙を飾らせてもらうことができたんです。その上でタンバリン業界自体の盛り上がりも強く感じていますね。

――演奏家としての最終目標は

大石 武道館、そしてフジロックフェスティバルです。コラボでもどんな形でもいいので、あの大きなステージに立ってみたい。昔描いていた夢を、もう一度タンバリンと目指していきたいです。

☆おおいし・りゅうすけ 1987年生まれ。アラブタンバリン(レク)奏者。テレビ朝日系「報道ステーション」テーマ曲「Brave」の演奏や、自身のユーチューブチャンネル「ガチタンバリン奏者大石竜輔」での演奏で話題を集め、各種ライブ・イベントに参加。27日には青森・八戸市で開催される南郷サマージャズフェスティバルに、「泉沢果那ニューオリンズピアノカルテット」の一員として出演する。

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