猪瀬直樹氏 五輪辞退の宮田笙子に言及「そこまで追い詰める必要がどこにあるのだ」

猪瀬直樹氏

元東京都知事で参議院議員の猪瀬直樹氏（７７）が１９日に自身の「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。パリ五輪出場を辞退した女子体操の宮田笙子（１９＝順大）に言及した。

日本体操協会は１９日、東京都内で緊急会見を開き、パリ五輪女子体操で主将に選ばれていた宮田に喫煙と飲酒が確認されたため、五輪への出場を辞退したと発表した。

猪瀬氏は、今回の騒動をスケートボード界での同様の不祥事と比較した。

５月のパリ五輪予選シリーズ上海大会に出場した２０歳未満の４選手の飲酒が発覚したが、厳重注意などの処分で事を収め、選手名も公表しなかったワールドスケートジャパンの対応を「選手の今後を考えての処置だろう」と評価すると、「その程度の問題を女子体操ではなぜ名前まで晒し出場停止処分にしたのか」と批判。「未来がある１９歳をそこまで追い詰める必要がいったいどこにあるのだ！」と訴えた。