【阪神】高橋遥人、佐藤蓮、川原陸の３投手と支配下契約 高橋「一軍の戦力になれるように」

左から高橋遥人、佐藤蓮、川原陸

阪神は、２０日、高橋遥人投手（２８）、佐藤蓮投手（２６）、川原陸投手（２３）と支配下契約を結ぶことを発表した。

高橋は亜細亜大から２０１７年ドラフト２位で入団。２２年４月に左肘のトミー・ジョン手術、昨年６月には左肩の手術などを受け、今季は育成契約となっていた。その後、順調な回復を見せ、前回登板の二軍・広島戦では、８回１０３球を投げて２失点の快投。入団時の背番号「２９」で支配下復帰となった。「すごくもどかしい、悔しい気持ちもありましたが、ケガをしたことで知らない世界や、ケガをした人の苦しみを感じることもあったので人的には大きくなれたと思います」と振り返りつつ、「一軍の戦力になれるように、状態を上げていければと思います」と言葉に力を込めた。

佐藤連は上武大から２０年ドラフト３位で入団するも、公式戦出場を果たせず昨季から育成契約となっていた。それでも、今季はウエスタン・リーグで３０試合に登板し、防御率２・８６を記録。背番号「９８」で、再度支配下契約を勝ち取った。「強い真っすぐと、自身のあるカーブでバッター江尾圧倒できるようなピッチングをしたいです」と意気込んだ。

また、創成館高から１９年ドラフト５位で入団した川原は、故障に泣かされ２１年オフに育成選手となっていた。約２年半ぶりに、背番号「９２」で支配下となり、「うれしい気持ちでいっぱいです。まずは１つ１つですが、後半戦頑張っていきたいです」と笑顔で語った。