【マリーゴールド】ＭＩＲＡＩ＆桜井麻衣は初戦辛勝 タッグの初代ツインスター王者決定Ｔ開幕

マイラ・グレース、ゼイダ・スティール組を破った桜井麻衣(左)、MIRAI

女子プロレス「マリーゴールド」で新設されたタッグの初代ツインスター王者決定トーナメントが、２０日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ大会で開幕した。

この日行われた１回戦では、ＭＩＲＡＩ＆桜井麻衣が、マイラ・グレース、ゼイダ・スティール組と１５分１本勝負で対戦した。

スターダム時代にもタッグリーグでコンビを組んでいた２人は、好連係を連発し圧倒。さらに桜井がミサイルキックからのＳＴＦでマイラを追い込んだ。

だが、中盤でマイラとゼイダの勢いに押されて苦戦。それでも試合の残り時間が２分を切ったところで、サンドイッチ攻撃を炸裂させて流れを奪い返す。最後はＭＩＲＡＩがラリアートでマイラぶっ倒すと、桜井がシャイニングバスター（フェースバスター）で３カウント奪取。１４分５８秒で激闘を制した。

準決勝（３０日、東京・後楽園ホール）に駒を進めた桜井は「タッグトーナメント１回戦勝ちました！ このトーナメントは自分たちにとってチャンスだと思ってる。絶対にＭＩＲＡＩとタッグベルトを取りたいと思ってる」と強い決意を口にした。

一方、１３日の両国大会でユナイテッド・ナショナル（ＵＮ）王座の初代王者決定トーナメント準決勝で青野未来に敗れ、王座取りを逃したＭＩＲＡＩはいまだ傷心の様子。「両国の負けを全部吹っ切れたわけじゃない…引きずってないわけではない…」とうつむいたが、桜井に鼓舞され前を向くと「桜井麻衣が隣なら何でもできる気がするので、絶対にタッグの初代チャンピオンになります」と気合を入れ直し、握手を交わした。

なおこの日、高橋奈七永とのタッグで同トーナメントに出場予定だった石川奈青が発熱により欠場。高橋＆石川は不戦敗となり、対戦予定だった天麗皇希＆後藤智香の準決勝進出が決まった。