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「俺たちが怖いんだろ」ヤンキースとメッツ投手が挑発合戦「いい打者はジャッジとソトだけ」

東スポWEB / 2024年7月20日 19時6分

ヤンキースからメッツに移籍したセベリーノ(ロイター)

ニューヨークの2チームが〝舌戦〟を繰り広げている。ア・リーグ東地区2位ながら首位オリオールズに1ゲーム差に詰め寄るヤンキースと、ナ・リーグ東地区で3位のメッツ。〝サブウェイシリーズ〟第1ラウンドはメッツが連勝し、来週の第2ラウンドを控え、両軍に不穏な空気が漂っている。

発端はメッツのルイス・セベリーノ投手(30)の〝登板回避〟だった。2015年から23年までヤンキースに在籍したセベリーノは今季がメッツに移籍1年目。6月25日、26日(日本時間26日、27日)のホームでの直接対決に連勝したが、期待されたセベリーノの登板はなかった。

さらに7月23日、24日(同24日、25日)の敵地で2度目のチャンスだったが、メッツは20日(同21日)のマーリンズ戦でセベリーノの予告先発を発表。シーズンでの古巣登板は実現しなかった。セベリーノはこの後、古巣の選手たちからグループチャットで「俺たちを怖がっているんだろう」などとからかわれたという。

セベリーノは「みんな僕の悪口を言うんだ。僕は怖くない。今、いい打者は2人(ジャッジ、ソト)しかいない。その2人を歩かせることだってできる。一緒にプレーしたことのある選手たちと切磋琢磨している。将来、彼らと対戦したい」とSNYテレビのインタビューに答えた。確かに攻撃の中心はジャッジ、ソトに他ならないが…。

これを聞いたヤンキースのアーロン・ブーン監督も「すべてが終わった後、どうなるか見てみよう。我々は時々失敗してきたが、得点数はリーグトップだ。セビーの言い方を見たが、どうでもいいような感じだった」と怒りを抑えて過敏に反応している。

リーグ再開となった19日(同20日)、ヤンキースはセベリーノ発言に発奮したかのようにレッズに6―1と快勝発進。ただ、この日も攻撃の大半がジャッジとソトのバットによるものだった…。

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