1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【フレッシュ球宴】ヤクルト・橋本星哉がMVP 家族7人の前で4打点「取れると思っていなかった」

東スポWEB / 2024年7月20日 23時52分

地元・兵庫での大舞台で、最優秀選手賞をゲットしたヤクルト・橋本星哉

プロ2年目の若き燕戦士が地元家族の前で躍動した――。ヤクルト・橋本星哉捕手(23)が20日に行われた「フレッシュオールスターゲーム」(姫路)でイースタン・リーグ選抜で「5番・中堅」で先発出場。3打数2安打4打点の大暴れでチームを7―0の大勝に導き、最優秀賞(MVP)に輝いた。

1点リードした4回だった。先頭・寺地隆成(ロッテ)の左前打、続く安田悠馬(楽天)の右前打で無死一、三塁の好機で橋本に打席が回ってくると、4番手・斉藤優汰(広島)の初球、143キロ直球をガツンと一振り。これが中犠飛となり、2点目となった。

さらに3点リードで迎えた8回だ。一死走者なしから8番手・前田純(ソフトバンク)は制球が定まらず3連続四球で満塁に。ここで打席に立った橋本は5回と同様、初球を強振し、走者一掃の中前適時二塁打を放った。この一打で一挙3点をもぎ取り、試合を決めた。

兵庫・加古川市出身の橋本にとっては地元球場での開催。MVPを受賞したインタビューでは「今日は家族が見に来ていましたので、しっかり打つとこで打ちたいなと思っていた。勝てて良かった」と喜んだ。

7人兄弟の長男で「9人家族」とまさに〝ビッグ・ファミリー〟の橋本。この日、兄弟に体調不良者が出たため現地観戦したのは両親を含めて7人だったが、どこで観戦していたのか問われて「バックネット裏です」と明かしたため、すぐさま背番号93の家族をたたえる歓声と拍手が沸き起こった。

賞金100万円について「MVPを取れると思っていなかったので。(使い道は)あんまり考えてないけど、家族が多いので、家族に使うとか、貯金するとかしたい」と照れ笑いを浮かべた。

2022年育成ドラフト1位でヤクルトに入団し、ついに今年5月に支配下契約をつかみ取った。フレッシュ球宴での大活躍を自信に変え、まだ出場のない一軍でも大暴れするつもりだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください