1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

IBF王者・西田凌佑 戦国バンタム級…中谷潤人、井上拓真戦に意欲 那須川天心も「意識している」

東スポWEB / 2024年7月21日 6時4分

IBF世界バンタム級王者の西田凌佑

ボクシングのIBF世界バンタム級王者・西田凌佑(27=六島)が、日本人同士の統一戦に意欲を示し、〝神童〟との防衛戦の可能性についても言及した。

5月に元IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を破り初の世界王座を戴冠した西田は20日、東京・両国国技館で行われた世界戦を観戦。WBC同級王者の中谷潤人(M・T)が、同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に1R(ラウンド)KO勝ちで初防衛に成功。中谷は試合後にリング上で、拓真との統一戦に意欲を示した。

奈良・王寺工業高校出身の西田は、同校出身でこの日プロデビューを果たした荒本一成(帝拳)の応援のため、観戦に訪れたという。取材に応じた西田は「(今後統一戦で)自分が中谷選手とやるのを想定して見ていた。やっぱりスピードが速いなというのと、いろいろ攻防を見ている途中だったので、もう少し(試合を)見たかった。大体の背丈だとか、そういうのは感じることはできたけど、正直1R目で終わったので、あまり参考にはならなかった」。肩すかしを食らってしまった。

同級の主要4団体王座は日本人が独占中。井上拓真(大橋)がWBAベルトを2度の防衛に成功しており、武居由樹(大橋)がWBOベルトを保有する。今後の試合へ向けて、西田は「(次は)まだ決まっていないけど、年内にできたら。まずはジムの方が組んでいただいた試合をクリアして、自分自身どんどんレベルアップしていきたい。ほかのチャンピオンのベルトを狙いたい気持ちがあるので、そこを目指して頑張りたい」と意気込んだ。

その上で、特に統一戦を望む相手について「拓真選手と中谷選手に、一番興味がある。やっぱり中谷選手はパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級差のない最強ランキング)に入っていて評価も高い。拓真選手も強い選手に勝って防衛戦をどんどんクリアしていて、本当に強い選手。そういった選手とやりたい気持ちがある」と意欲を示した。

また、この日の興行でWBA同級7位の那須川天心(帝拳)が同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米国)との54・4キロ契約10回戦で、3RTKO勝ちを収めた。進化した姿を見せ続ける〝神童〟については「映像では見たことがあるけど、現地で(天心の試合を)見るのは初めてだった。本当にスピードが速いなと思った」と印象を語った。

このまま2人が勝ち続ければ、那須川と防衛戦を行う可能性もある。西田は「(天心は)バンタム級のチャンピオン以外で、特に意識している選手なので。実際にやるとなったら、トレーナーと対策を組んでいけば勝つ自信はあります」と拳を握った。今後の〝バンタム級戦線〟はますます注目されていきそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください