ＭＦ平河悠の〝後釜〟は？ Ｊ１町田・黒田剛監督が期待する新戦力の台頭

黒田剛監督

Ｊ１町田の黒田剛監督（５４）が、イングランド２部ブリストルへ移籍したパリ五輪メンバー・ＭＦ平河悠（２３）の〝後釜〟に期待を寄せた。

町田は明治安田生命Ｊ１リーグ第２４節（２０日）の横浜Ｍ戦（国立）に１―２で敗れた。移籍した平河やパリ五輪の活動に入っているＦＷ藤尾翔太（２３）らを欠く苦しい状況だった。

指揮官は「今日はかなりメンバーが抜けたところもあるし、不運な状況でのホームゲームになった。受け身に出てしまい、修正するのに長い時間がかかってしまったというところに反省が残る」と振り返った。

そんな一戦において平河の抜けたポジションで途中出場を果たし、Ｊ１デビューとなった大卒ルーキーのＭＦ芦部晃生（２３）は、好機を演出するなどの活躍。指揮官は「もう少し守備の強度が高くできるようになれば本当に平河に引けを取らない。ドリブルの怖さを持っている」と評価した。

Ｃ大阪との次戦（８月７日）を見据えて指揮官は「これ教訓にしながらチームを再構築するつもりで３週間過ごしたい」と力を込めた。Ｊ１初昇格で首位に立つ町田が、上位でフィニッシュするためにも新戦力の台頭も重要と言えそうだ。