ハリー・ケインは「のろい」により今後もタイトルを取れない その理由をＡＩが〝解析〟

欧州選手権でまたもトロフィーに届かなかったハリー・ケイン（ロイター）

ドイツ１部の名門バイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表エースＦＷハリー・ケイン（３０）の「のろい」について、人工知能（ＡＩ）が分析したと、英紙「デーリー・スター」が報じた。

誰もが認める実力派ストライカーのケインは、これまでにクラブや代表でトロフィーを掲げたことがないことから、英メディアは「ケインののろい」と伝えている。イングランドの名門トットナム所属時に無冠だったことからＢミュンヘンに移籍するも、同クラブは１２季ぶりのタイトルなし。さらに代表として戦った欧州選手権でも２大会連続で決勝に進出するも敗退し「のろい」説は強まっていった。

同紙は人工知能の「Ｇｅｍｉｎｉ」を活用し「ケインは今後にトロフィーを獲得できるか」と問うと〝いいえ〟と答えたという。「確かにケインは何度かトロフィーに近づいたが、逃したようだ。欧州選手権がいい例で最近のパフォーマンスをどう見るかにもよるが、トロフィー獲得という点でも、彼の才能を生かし切れていないとも言えるだろう」と〝素直〟な分析を行った。

さらにＡＩは「サッカーはチームスポーツであり、トロフィーを獲得するにはチーム全体の総合力とパフォーマンスに大きく依存する。ケインのような世界クラスのストライカーであっても、残りメンバーが同じ考えを持っていなかったり、必要な層の厚さやスキルが欠けていたりすれば、単独でトロフィーを獲得することはできない」などと、もっともな説明をしていたという。