1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【酒飲みの新常識】和食と一緒に⁈日本酒造が造った赤ワイン「甘いのかな?」と思いきや…

東スポWEB / 2024年7月21日 10時52分

幻想的なラベルの「大松川ダム貯蔵WINE」

このところ日本ワインが人気を呼んでいる。理由は別途書くとして、今回紹介するのは「日本酒蔵が造った赤ワイン」だ。手がけたのは『天の戸』で知られる浅舞酒造(秋田県横手市)。

横手市で栽培されたブドウ、キャンベル・アーリーを用い造られた『大松川ダム貯蔵WINE』(税込み2750円)は、同市にある大松川ダムで約1年に渡って低温貯蔵。キャンベル・アーリーはワインの他、ジュースやジャムに使われることも多い品種なので、「甘いのかな?」と思いきや、とんでもない。果実味はあれど、スッキリとしたライトボディーで、上品な酸味のあるほど良い辛口。年間を通して一定温度が保てるダムで貯蔵した成果が、なめらかな口当たりで体感できる。

合わせたい料理は洋食もいいが、焼き鳥(塩・タレ)やアジの南蛮漬けといった和食にも驚くほど合う。赤ワインというと常温のイメージが強いが、こちらに関しては冷やして飲むのもおすすめ。特に今のような暑い時期は、冷やしたほうがグラスがより進みそうだ。

ワインを飲みながら、もう1つ注目して欲しいのは、幻想的なこのラベル。これは第9回東山魁夷記念日経日本画大賞で入選した実力派の画家・永沢碧衣さんによるもの。横手出身の永沢さんらしく、雫の中には横手の移り行く美しい四季の自然が描かれている。

『大松川ダム貯蔵WINE』は地元の生産者のブドウを使っているが、浅舞酒造はいずれ自社で育てたブドウでワインを造るという。実際にブドウ畑も見せてもらったが、広大な敷地に多くの品種の苗がすくすくと育っており、その「本気度」を感じた。また、社長の柿﨑常樹さんは、「スチューベン(赤)やナイアガラ(白)などの品種を使ったワインは、清酒酵母で造りました。日本酒蔵ならではのワインをぜひ飲んでいただきたい」と話す。秋田というと日本酒のイメージが強いが、今後はワインも県全体をより盛り上げてくれそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください