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「あぶない刑事」DVDコレクション〝日本がてっぺんを取ったバブル期〟 担当者が語った魅力

東スポWEB / 2024年7月21日 11時8分

「あぶない刑事」が熱い再ブームを呼んでいる。柴田恭兵(左)と舘ひろし

1986年に放送が開始され、爆発的人気を得たドラマ「あぶない刑事」(主演=舘ひろし、柴田恭兵)が再ブームを呼んでいる。株式会社デアゴスティーニ・ジャパンは5月から隔週刊「あぶない刑事 DVDコレクション」を発売。好調な売れ行きを見せており、同月に公開された8年ぶりの新作映画「帰ってきた あぶない刑事」(東映)も大ヒット中だ。究極のコレクションを手掛けた同社のマーケティング部プロダクトマネージャー榊原薫氏に、作品の魅力を聞いた。

――全テレビシリーズ、テレビスペシャル、映画7作品の全84話で全34巻…膨大なコレクションを発売しようとしたきっかけは

榊原氏 1年ほど前に8年ぶりに新作映画が制作されるということで(東映と)お互いに相乗効果となるようなことはできないだろうか、とお話ししたのが制作に至ったきっかけです。フィルムから起こすと時間がかかるのですが、今回はデジタルからリマスターしたので通常より時間はかからなかった。画質は飛躍的に鮮やかになっていますし、音響もかなり向上しています。

――映画と合わせて「あぶない刑事」再ブームが来ている

榊原氏 本作は弊社のDVDコレクションの中でも大変好調な売れ行きを見せています。驚きと同時にうれしさを感じますね。映画も大ヒットしていますし、約40年前にスタートした作品なのに、今も多くのお客さまが喜んでいらっしゃる様子を拝見して、改めてすごいコンテンツだなと認識しました。

――作品の魅力は

榊原氏 タカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)のノリが一番。そして、日本がてっぺんを取った1980年代のバブル期、その残り香漂う90年代のノリやゴージャスさが映像の端々からうかがえます。令和の今、振り返ってみると、あの時代の空気感が刑事ドラマを通してよみがえってくる感覚を体験できることでしょうか。

――改めて「あぶない刑事」とはどんなドラマでしょう

榊原氏 刑事ドラマでありながらエンターテインメント性を取り入れた画期的な作品だと思います。70年代の刑事ドラマは大きな事件が起きて、主人公たちがシリアスに解決に動くというパターンでしたが「あぶない刑事」はタカとユージの掛け合いが何とも面白い。実はこの作品、レギュラーの殉職者はいないんですよ。それも70年代の刑事ドラマの常識を覆していますよね。

――ほぼ40年前の作品ですが購買層が広い

榊原氏 実は多くの20代から40代の方々にもご購入いただいています。この番組の舞台となっているバブル期の雰囲気、時代の空気感を体験していない世代ですが、再放送を見てファンになられた方が多いんでしょうね。

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