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【F1】ペレスまた失態で更迭加速 レッドブル首脳陣「決断を下す」角田裕毅が昇格有力候補

東スポWEB / 2024年7月21日 11時21分

クラッシュして運ばれるセルジオ・ペレスのマシン(ロイター)

F1レッドブルで不振により更迭論が高まっているセルジオ・ペレス(34)が、ドライバー交代を左右するハンガリー・グランプリ(GP=21日決勝)予選で衝撃のクラッシュによりQ1(1回目)敗退という大失態を犯し、姉妹チームのRBに所属する角田裕毅(24)との交代が現実味を帯びてきた。

ペレスは近走で大不振が続いており、王者レッドブルは製造者部門のタイトルを死守するためにドライバー交代の検討を開始したと欧米各国メディアが次々と報じている。

同グループの重鎮ヘルムート・マルコ博士が夏季休暇にペレスの去就を判断すると明言しており、それまでの残り2戦にあたるハンガリーGPとベルギーGP(28日決勝)の成績がペレスの解雇を大きく左右する。

緊張感が高まる中で迎えたハンガリーGPで、またもやペレスがやらかした。Q1でまさかのクラッシュを起こして敗退。なんと16番手と大きく出遅れた。

これを受けて欧米の有力メディアが次々とペレスの進退問題に発展すると速報。英紙「ミラー」は「セルジオ・ペレスがハンガリーGP予選でクラッシュ、レッドブル解雇が迫る」と見出しを打って「レッドブルの解雇を免れる望みにさらなる打撃を受けた。今やチームでの彼の将来が危うい状況にある」と厳しく指摘。続けて、ペレスのQ1敗退後にレッドブル首脳陣が進退問題に言及した様子を伝えた。

クリスチャン・ホーナー代表は動画配信大手「ビアプレイ」などに「こうした議論はメディアを通じてではなく内部で行われるべきだが…」と前置きした上で「このまま一人で歩き続けることはできないのは明らかだ」とエースのマックス・フェルスタッペンしか機能していない状況はもはや限界に達したと明言。事実上の〝クビ宣告〟だ。

続けて、レッドブルグループのドライバー決定に大きな発言力を持つアドバイザーのヘルムート・マルコ博士もペレスに怒りをあらわにしながら「次のスパ(ベルギーGP)でのレースまで待ってから決定を下す」と夏季休暇前最後の一戦となるベルギーGP後にペレスの更迭を正式決定する方針を示唆した。

ペレス更迭となればシーズン中のためグループ内での昇格が選択肢となる。筆頭候補とされる角田はペレスとは対照的に見事にQ3に進出。最後はクラッシュしてしまったものの、性能の劣るRBのマシンで入賞圏内の10番手につけた。

ペレス解雇が秒読み段階となり、角田の緊急昇格への機運がいよいよ高まってきた。

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