大谷翔平がＭＬＢ通算８００安打に到達も３０号はお預け ２位オズナに１本差に迫られる

大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャース・大谷翔平（３０）が２０日（日本時間２１日）のレッドソックス戦（ドジャースタジアム）で「１番・ＤＨ」で登場し、ＭＬＢ通算８００安打を放った。

１点を追う６回、先頭打者として打席に入り、ベロの４球目の１４１キロのスライダーを捕らえた。速度１８１・４キロの鋭い打球は三遊間を低い弾道で破り、あっという間に左中間フェンスまで転がった。楽々と二塁に到達し、ヒップロックポーズ。今季２５本目の二塁打でＭＬＢ通算８００安打に到達した。

一ゴロ、三邪飛と２打席でベロに打ち取られていたが、第３打席でやり返し、Ｔヘルナンデスの適時打とパヘスの中犠飛で逆転につなげた。再び逆転された７回の第４打席はブーザーの高めフォーシームに三飛、同点で迎えた９回の第５打席は申告敬遠、延長タイブレークの１１回の第６打席もサヨナラチャンスで申告敬遠された。最後はスミスがサヨナラ打を放って７―６と連勝した。

大谷は４打数１安打２四球、１得点に終わり、この日も４年連続となる３０号はお預け。リーグ２位のブレーブス・オズナがカージナルスとのダブルヘッダー第２試合で２７号、２８号を連発し、１本差に迫られている。球宴をこなし、踏ん張りどころの真夏の１０連戦。突き放すことができるか。