1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ドジャース IL勢続々復帰も…カーショーは見切り発車か「4回で球速140キロに低下」

東スポWEB / 2024年7月21日 17時20分

山本由伸(手前)を祝福するカーショー(ロイター=USA TODAY Sports)

故障者だらけのドジャースに実力者たちが続々と帰ってくる。ロバーツ監督は20日(日本時間21日)までにクレイトン・カーショー投手(36)、今季の開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手(30)を復帰させることを決めた。

昨年11月に左肩を手術したカーショーは25日(同26日)のジャイアンツ戦、腰の張りでIL(負傷者リスト)入りしていたグラスノーは24日(同25日)の同戦でそれぞれ復帰登板に臨む見込み。山本とビューラーはIL入りしたままで先発投手陣はぜい弱な状態が続いていただけに、サイ・ヤング賞に3度輝いた左腕とエース右腕のカムバックは後半戦の大きな追い風となりそうだ。

ただ、過剰な期待は禁物かもしれない。カーショーは36歳となり、長いリハビリ生活を経ての今季初登板。前日19日(同20日)には3Aで登板し、4回を67球、1被弾を含む6安打3失点だった。地元紙の「ロサンゼルス・タイムズ」は「速球は92マイル(約148キロ)近くまで達した。これは肩の故障に苦しみ、低下していた昨シーズン後半の最高球速を上回るものだった」と評した。

とはいえ、多くの球数、長いイニングを投げられるほど万全とは言えないようだ。4イニングに登板したのは手術後で最長だったが、同メディアは「4回に入るとカーショーの球速は衰えを見せた。89マイル(約143キロ)のフォーシームは左翼へのソロホームランとなった。イニングが終わる頃には球速は87マイル(約140キロ)近くまで落ちていた」と指摘した。

メジャーデビューした2008年には自己最速となる98・1マイル(約158キロ)を計測。もちろん指揮官もチームも当時や全盛期と同じ投球を求めてはいないだろうが、新たな投球術は不可欠となりそうだ。悲願のワールドシリーズ制覇へ、ナ・リーグ西地区の首位を走るドジャース。2位のダイヤモンドバックスに7ゲーム差をつけているが、背に腹は代えられない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください