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那須川天心「アンチをパンチで黙らせた」と上機嫌 中谷、武居…個人名には〝華麗なディフェンス〟

東スポWEB / 2024年7月21日 17時43分

快勝から一夜明け、ゴキゲンで再びかめはめ波を繰り出す那須川天心

キックボクシングからボクシングに転向後、4連勝を果たしたWBA世界バンタム級7位・那須川天心(25=帝拳)が21日、都内の所属ジムで一夜明け会見を開き、4人の日本選手が4団体の世界王座を保持するバンタム級での戦いに「来年は面白くなる」と意気込みを示した。

前日は格上のWBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米国)を相手に一発の被弾もなく、最後は左ストレートで葬っての3回TKO勝ち。ボクシングで初KO勝ちを記録した前戦は相手の棄権によるもので、今回が初めて相手を倒しての勝利であり「KOっていいですね。アンチをパンチで黙らせた」と笑いを誘った。

群雄割拠の戦国時代にあるバンタム級で、天心は4人の世界王者をターゲットにすることを公言。現在は追いかける立場にあり「一歩一歩上がっていって、誰も文句ないところまで強くなること」と、さらなる精進を誓う。「一番を目指すのは当たり前のこと。来年は面白くなるんじゃないですか。すべてにおいて期待してもらって構わない」と自信も口にした。

だが、同じ興行で1回KOの圧勝で初防衛したWBC王者・中谷潤人(M・T)や、同じキックボクシング出身のWBO同級王者・武居由樹(大橋)ら個別の対戦希望を問われても具体名は挙げず。「時が来たらですね。今まで他のチャンピオンは僕のことは眼中にない感じだったと思うんですけど、無視できない状況になった時に。強くなり続けるだけ。すみません、引っかからないです」と、試合で見せる華麗なディフェンスのように際どい質問をかわしていた。

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