【体操】宮田笙子のパリ五輪出場辞退 ダルビッシュ有との〝比較論〟が脚光「無期限謹慎を食らった」

五輪出場辞退となった宮田笙子

パリ五輪の体操女子日本代表主将の宮田笙子（１９＝順天堂大）が喫煙と飲酒で代表を辞退した問題について、かつて未成年喫煙で謹慎処分を科されたことがある米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手（３７）との〝比較論〟が脚光を浴びている。

宮田を巡っては情報提供があった上で聞き取り調査が行われ、喫煙と飲酒が発覚した。最終的に宮田が代表を辞退するという異例の展開となったが、この措置について各界から賛否両論が沸き起こっている。

そして、スポーツ界で今回の件と類似ケースとして注目されているのがダルビッシュだ。入団直後の沖縄キャンプ中に、那覇市内のパチンコ店内で喫煙している場面を写真週刊誌に報じられて大騒動に。球団からは帰京を命じられた上で無期限謹慎処分を科され、当時まだ在学中だった宮城・東北高からも停学処分が下された。

そうした経緯もあり、宮田とダルビッシュを比較する意見が続出。ネット上では「なお宮田選手と同じ未成年喫煙となると、新人時代のダルビッシュ有氏も同様に球団から無期限謹慎を食らった。大会があったら確実に辞退していたであろう。彼も当初は生意気と思われたが、事件を乗り越えて人物としても一流になり、自分を成長させてくれた方々への感謝を述べるまでになっている」「ダルビッシュ選手もキャンプ中に未成年喫煙をやらかして発覚後はすぐ東京に帰らされて数ヶ月謹慎だった。宮田選手も発覚時期がもっと前なら謹慎処分を受けた上で改めて代表選考会に出場したと思う。問題発覚が五輪が差し迫ってるという最悪な時期というのが厳しい」などと指摘する声が上がっている。

また、ダルビッシュは不祥事を乗り越えて、今では世界で活躍して侍ジャパンのリーダー役にもなっていることから「宮田よ体操界のダルビッシュになれ あの人は未成年に喫煙パチンコしたけど日本代表のリーダーにまで登りつめた人や宮田もなれる」「体操の宮田笙子選手。残念だが自分が１番後悔してるはず。だから皆さん今後を暖かく見守りましょう！ ダルビッシュ選手も過去にパチンコ喫煙等で色々あったけどここまで上りつめました。だから宮田選手もこれを機に頑張ってくれるはず！！」とダルビッシュを引き合いに出して激励する声も続々と出ている。