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【西武】借金32ターンで自力CSの可能性消滅 渡辺監督代行「なかなかチームが機能しなかった」

東スポWEB / 2024年7月21日 21時50分

激動の前半心を総括した西武・渡辺監督代行

西武は21日のソフトバンク戦(ベルーナ)に0―1と今季13度目の零封負け。前半戦を27勝59敗1分けの借金32で終え、56試合を残して自力CS進出の可能性が消えた。

試合後、渡辺久信監督代行(58)は「最後に(二死満塁の)チャンスをつくれたのは大きいと思うが、そこからの1本というところ」とコメント。0―1の9回に同点、サヨナラの絶好機をつくりながら決定打が出ず、9回101球、1失点の先発・隅田を援護できなかった打線に言及した。

その隅田については「非常にいい投球だったと思う」とし「先頭を出すと特にソフトバンクは得点する確率が上がる。あそこでしっかり抑え切れればというところ。勝負どころでやられている。(栗原の適時打は)根拠があって入ったと思うが、後ろのこととか考えながらいけたかと思う」と振り返った。

相手先発のモイネロについては「いい投手だし、打ちあぐねている。右打者はチェンジアップ系のボール球に何回も空振りしていた。序盤、うまく走者を進められなかった」としていた。

先発の役割を十二分に果たしながら8敗目を喫した隅田に「体力はあるし、球数も少ない。結局、入団1年目からそうだけど、いい投球をしながら勝てなかったのは相手より先にやられているところあるので、そこを我慢し切れれば勝ち星はついてくる。でも、今日は(打線が)勝たせないといけない試合だった」と言及した。

そして、松井稼頭央監督(48)の休養もあった前半戦を総括し「今の結果が全て。なかなかチームが機能しなかった。みんな勝とうという意識をもって努力はしているが、結果が伴わなわなかった。もう過ぎたことなので、前を向いていかないといけない。オールスターブレイクで前半の検証をしながら、後半に何とかつなげていきたい」と語っていた。

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