【スターダム】渡辺桃が岡田社長に〝不信任案〟 ベルト総取りに自信「大江戸隊が支配する」

試合後のテクラ（左）と渡辺桃

女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」に属する〝ブラック・ピーチ〟こと渡辺桃（２４）が、岡田太郎社長（３７）に〝不信任案〟を叩きつけた。

２３日の東京・後楽園ホール大会ではテクラとのタッグでゴッデス王者の朱里＆小波に挑戦する。だが王座戦決定直後、テクラがスタッフへの暴行行為と素行不良により、３大会の出場停止とその間の選手給の減額処分が科された。渡辺は「正直、びっくりしたよ。うちらは全く悪くないのに。全部岡田のせいだろ。アイツ、最近調子乗ってるよな。勝手に減給までするなんて、テクラかわいそう…」と涙を流しながら訴える。

先月も岡田社長の行動に怒りが生じる出来事があった。「クイーンズ・クエスト」との最終決戦前、試合のルールを定めた契約書が改ざんされたとして岡田社長が全面謝罪。大江戸隊の犯行だという印象を植えつけられた渡辺は「最近、どっかで社長を爆破してクビになる人がいたり、新日本（プロレス）も悪いヤツらはメインに置かないって、ヒールに厳しい世の中だよな」と不満を漏らす。

ただし、話題の中心にいるのは大江戸隊だという自負がある。「うちらがスターダムを面白くしてやってんだろって話だよ。こんだけ盛り上げてやってるのに、減給ってやっぱり許せないな！」

２３日の大会ではフューチャー王者の吏南がＮＥＷ ＢＬＯＯＤタッグ王座に挑戦し、２８日の札幌大会ではリーダーの刀羅ナツコがワールド王座に挑む。渡辺は「もうすぐ全部のベルトが大江戸隊に集まって、うちらがスターダムを支配する。そうしたら岡田は社長解任だ！」と不敵に言い放った。

岡田体制に「ノー」を突きつけるためにも、まずはゴッデス王座戦に集中する。「小波がベルトを取った時、凶器を使ったのを私はしっかり見た。一度やったらそれは心の奥底には残るもの。２人の間にはまだほころびがある。まあこっちはどんな手を使ってでもベルトを取るんで」。スターダムマットがきな臭くなってきた。