ＳＴＡＲＴＯ社タレント「日テレ２４時間テレビ」から「フジ２７時間テレビ」に流れる背景

左から目黒蓮、佐久間大介、ラウール

ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴのタレントは、今後もフジテレビ系「ＦＮＳ２７時間テレビ」に出演するのか――。

２０～２１日に放送された今年の「２７時間テレビ」にはＳＴＡＲＴＯ社のタレントが目立った。目黒蓮が「超！学校かくれんぼ」に参加すれば、佐久間大介はスタジオゲストとして生出演。また、ラウールも応援サポーターを務めた。また、「ドッキリＧＰ」では向井康二が出演。ほかにも増田貴久、千賀健永、菊池風磨、塚田僚一、阿部亮平、松田元太、河合郁人が番組を盛り上げた。ある制作会社関係者の話。

「旧ジャニーズ時代は事務所の上層部の意向もあって、チャリティーが目的の日本テレビ系『２４時間テレビ』の方に重きを置いていました。そのため、メインパーソナリティーをはじめとする多くのタレントが『２４時間テレビ』に出演していました」

だが、故ジャニー喜多川氏の一連の問題の影響もあって、今年の「２４時間テレビ」ではメインパーソナリティーというポジションはなし。２２年ぶりに旧ジャニーズ勢が番組の顔を務めないことになった。現段階で出演するのは嵐の相葉雅紀のみだが、あくまで企画の一コーナーという位置づけだ。

「チャリティーが主眼の『２４時間テレビ』でＳＴＡＲＴＯ社のタレントが主要な立ち回りをすれば、ハレーションが大きくなることが予想されます。一方、『２７時間テレビ』はバラエティー色が強いので批判されにくいでしょう。来年以降もこの流れは変わらないのではないか」（同）

過去、ＳＭＡＰが「２７時間テレビ」の総合司会を務めたことがあるが、今後存在感を示すのはフジテレビの方になるかもしれない。