フジ・井上清華アナは大丈夫か 昨年から２度休養も…「27時間テレビ」での〝酷使〟に心配の声

「生放送に強い」と評判のフジテレビ・井上清華アナ

フジテレビの井上清華アナウンサー（２９）が、２０～２１日に同局系で生放送された「ＦＮＳ２７時間テレビ 日本一たのしい学園祭！」で進行を全うした。井上アナはフジのエースで、昨年は多忙がたたって番組欠席が続く時期があった。それだけに、今年の〝鬼スケジュール〟でその二の舞いが懸念されている。

井上アナは「２７時間テレビ」のエンディングで、新人アナの提供読みのコーナーを締めた。総合司会を「霜降り明星」（粗品、せいや）、チョコレートプラネット（長田庄平、松尾駿）、ハナコ（菊田竜大、秋山寛貴、岡部大）という〝クセ者〟ぞろいの中、進行を完遂。だが、局内では体調面が心配されている。フジプロデューサーの話。

「エースアナだけに仕事が集中しています。特に局が力を入れる生放送特番で進行を任され、その翌日には通常通りレギュラー番組に出演している。局内では体調面が心配され、上層部の管理体制に疑問の声が上がっています」

井上アナは、２０２１年３月からフジの看板番組「めざましテレビ」（平日午前５時２５分）のメインキャスターとして活躍している。ほかにもタレントの明石家さんまがＭＣの「ホンマでっか！？ＴＶ」で進行を務めている。

たしかに仕事が集中しており、今年５月２９日午後６時３０分から生放送された特番「ＦＮＳ鬼レンチャン歌謡祭」で３時間半も進行を担当し、翌３０日生放送の「めざまし――」に通常通り出演。また、今月３日午後６時３０分から夜生放送された音楽特番「ＦＮＳ歌謡祭 夏」でも３時間半、ＭＣを担当して翌４日放送の「めざまし――」に通常通り出演した。

「夜に生放送を終え、その緊張から解放されてつかの間の睡眠を取った後、翌朝の『めざまし――』の生放送に出演したわけです」（同）

井上アナは昨年７月２２～２３日に生放送された「２７時間テレビ」でも進行を担当し、翌２４日放送の「めざまし――」に通常通り出演している。

前出プロデューサーによれば、井上アナは当時、局内で「『２７時間テレビ』でいっぱい笑ってエネルギーをもらったので、『めざまし――』も大丈夫！」と気丈に話していたという。

だが、昨年１０月に体調不良で「めざまし――」を７放送日連続で欠席。また、今年４月にも「めざまし――」を２日連続で休んでいる。

「『めざまし――』のメインキャスターを３年超務め、生放送に強い。『ホンマでっか――』ではさんまさんにかわいがられている。だから、クセ者の粗品さんらが総合司会を務めた今年の『２７時間テレビ』でも進行を任されました。ただ、業務過多の感があります」（同）

フジは近年、アナが多忙になると〝勤務調整〟として休暇取得を促しているが、前出プロデューサーは「後進のアナを抜てきすることも大事だと思います」と指摘している。