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ショーン・レノン「父の遺産を世界に伝えていくことが義務」ジョンの初ソロアルバム再発売で

東スポWEB / 2024年7月22日 14時56分

ショーン・レノン(ロイター)

ジョン・レノンが1973年に発表した初めてのソロアルバム「マインド・ゲームス」が今月12日に再リリースされたことを受け、息子ショーン・レノン(48)が英紙サンデー・タイムズとのインタビューで、父の遺産を世界に伝えていくという自身の使命について語った。

再リリースされたアルバムは、新たにミックスされた数曲のトラックではジョンの歌声を意図的に増幅し、他のトラックは特定の楽器に焦点を当てているという。

オノ・ヨーコ(91)を母に持つショーンは、「父のソロ活動の特徴の一つは、歌詞がいかにパーソナルなものかということ」と指摘。「父の音楽に注目してもらうことは私の義務。父に対してだけではなく、世界に対する義務でもある」と強調した。

また、「今の世の中、忘れられるとは思ってもいなかったものが忘れ去られている。この音楽にそんなことが起きてほしくない」と再リリースの理由を説明した。

ジョンは1980年12月8日、ニューヨークの自宅マンション「ダコタ・ハウス」前でマーク・チャップマンに射殺された。亡くなったのは40歳で、ショーンは当時5歳だった。生きていれば今年10月9日の誕生日には84歳を迎えていた。

同紙によると、ジョンが「マインド・ゲームス」を制作した時期は、妻ヨーコとの関係が倦怠期に入り、夫婦関係の危機に直面していた。そのため、ヨーコの提案でジョンは別居し、ロサンゼルスに住み、そこで夫妻の個人秘書だったメイ・パン(73)と1年半にわたり愛人関係を続けた。

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