【巨人】山口オーナーが「５番・一塁」定着の大城卓三を称賛「あそこからいい流れが…」

巨人の山口寿一オーナー（代表撮影）

巨人の山口寿一オーナー（６７）が２２日に都内で行われたＮＰＢ１２球団オーナー会議に出席後、報道陣の取材に応じた。

この日の会議前には読売新聞東京本社で阿部監督から前半戦終了の報告を受けた山口オーナー。「首位ターンということだったのでそれは非常にありがたいこと。打順を固定してからチーム状態が良くなっている」と前半戦を首位で締めた阿部巨人を称賛した。

特に大きな価値を見出したのは「５番・一塁」で定着した大城卓三捕手（３１）だ。「特に５番・一塁の大城がハマって、あそこからいい流れになっている。一塁に大城ということで、捕手の岸田もとても頑張っているので、そのおかげで投手力が去年より相当強化されている」と大きな相乗効果が生まれていることを分析した。

後半戦に向けて阿部監督は先駆けて「後半戦は貯金がゼロだと思って、開幕戦だと思って臨む」と意気込んでいたが、この思いは山口オーナーも同じ。「現時点で貯金がいくらあるかっていうのは関係ないも同然ですからね。球宴休み明けはもう一度仕切り直し。全球団、同じ条件で開幕するというつもりでやるでしょうからね」と語った。