ヘンリー王子とメーガン妃にトランプ氏暗殺未遂事件の余波が及ぶ危険性も=王室専門家が指摘
東スポWEB / 2024年7月22日 18時45分
トランプ前大統領暗殺未遂犯のトーマス・クルックス容疑者のスマートフォン検索履歴にキャサリン皇太子妃の名前があり、画像を保存していたことから、ヘンリー王子とメーガン妃の身の安全に対する懸念が高まっている。英紙ミラーが22日、報じた。
皇太子妃の件はFBIが明らかにしたが、元BBC王室特派員のジェニー・ボンド氏はヘンリー王子とメーガン妃も危険にさらされている可能性があるとしている。ここ数年はバッキンガム宮殿の警備を突破して侵入する人物が「数え切れないほど」おり、警備員に逮捕される前に故エリザベス女王の寝室まで侵入した例もあると語った。
同氏は「安全保障上の脅威については、王室とヘンリー王子の軍歴のせいで(テロリストからの)明らかな標的となる。さらに、戦闘で殺害したタリバン戦闘員の数について(回顧録で)具体的に書いているという事実もある」と危惧した。
しかし同氏は「王子が自分と家族の安全を心配するのは当然で、米国で個人的な警護を受けるために彼らが直面する費用は、ばく大なものになることは間違いない。しかし、王室生活と英国を離れると決めたとき、彼らはそのことを理解していたはずです」と厳しく指摘した。
米国での安全保障の費用については「当然、ヘンリー王子夫妻は(警護費のために)大金を稼がなければならない。だがこうした安全上の脅威に直面しているのは彼らだけではない。数え切れないほどの一流セレブがボディーガードを自費で雇わなければならない。悲しいことにそれが昨今の社会の現状なのです」と話した。
ヘンリー王子は2020年2月、王室および公人保護執行委員会(RAVEC)が英国訪問中の公費による保護を撤回するという決定に対する上訴で敗訴している。
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