米倉涼子 ＮＨＫが〝テレ朝ドラマの顔〟へのオファー検討「朝ドラや大河ドラマも視野」

米倉涼子

女優の米倉涼子（４８）がＮＨＫの主要ドラマに出演する機運が高まっている。先月１４日には同局の情報番組「あさイチ」（月～土午前８時１５分）に生出演。「低髄液圧症候群」という病と闘ったことを赤裸々に明かし、反響を呼んだ。同局とは２００５年から疎遠になっているが、場合によっては朝ドラや大河ドラマもありえるという――。

米倉は昨年３月に動画配信サービスＡｍａｚｏｎ Ｐｒｉｍｅ Ｖｉｄｅｏで放送された主演ドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」がヒット。同ドラマは６月からＮＨＫ ＢＳとＢＳプレミアムでも放送された。

放送期間中は同局の「あさイチ」に出演し、１９年に公表した「低髄液圧症候群」と闘病していたことを赤裸々告白。「真っすぐ歩けない、だるい、立ち上がれない」「自分がどこにいるか分からなくなる」「止まっているエスカレーターを歩いている感覚がずっと続く感じ」などと壮絶な症状が続き、女優引退さえ考えたという。昨年８月にある名医に手術してもらったところ、今年５月から復調した。

ＮＨＫ関係者の話。

「『あさイチ』の反響は大きかった。応援するメッセージがネット上にあふれましたね。『エンジェルフライト』の評判も良いし、改めて米倉さん人気が裏付けられた格好です。米倉さんは０５年にＮＨＫ作品に主演していますが、それ以降出演していません。さらに２０年にオスカーから独立したことで、どうなるかわからないところでした」

米倉と言えば「ドクターＸ」シリーズで〝テレビ朝日のドラマの顔〟だったが、１２月に公開される「劇場版ドクターＸ」が最後という報道もある。今回、ＮＨＫは米倉とのパイプができたことで、出演オファーを検討しているという。

「ＮＨＫとしては是が非でもテレ朝からくら替えをしてもらい、今後は米倉さんに主要ドラマに出演してもらうつもりのようです。朝ドラや大河ドラマも視野に入れています」（同）

もっとも、朝ドラや大河ドラマは拘束時間が長い。そこは米倉の体調次第ということになるが、「出演がかなえば、万全の撮影態勢で臨む見込みです」。

米倉にとってもＮＨＫのドラマへの出演は大きなメリットがある。

「ＮＨＫの主要ドラマは企業の重役クラスが見ていることがしばしばあり、ＣＭオファーに直結しやすい。女優としてさらなるイメージアップが期待できます」（同）

〝ＮＨＫドラマの顔〟となるか。