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都知事選〝ポスター騒動〟の河合悠祐氏&小林弘氏が「M-1」挑戦へ 元芸人の2人が世に問いたいネタ

東スポWEB / 2024年7月23日 5時8分

都知事選に落選した河合悠祐氏(左)と小林弘氏

東京都知事選の落選組から芸人コンビが誕生する。立候補していた〝ジョーカー議員〟こと元埼玉・草加市議の河合悠祐氏とポスター掲示板の外枠への掲示を余儀なくされた〝ミスター枠外〟こと実業家の小林弘氏がコンビを結成。元芸人の2人が「M-1グランプリ2024」に挑戦するというのだ。

都知事選でポスターを巡って、話題になった2人がまさかの合体だ。河合氏はタレントの桜井MIUを起用したほぼ全裸ポスターの掲示で、告示日に警視庁から都迷惑防止条例違反の疑いで警告を受けた。一方、小林氏は50番目の届け出で、48人分しか用意されていなかった掲示板の枠内に貼ることができずに、都選管からクリアファイルやビニール袋を渡された。枠外へ掲示する様子は各メディアに取り上げられ、一躍話題の人となり、同情票が集まる事態になった。

その2人がコンビを組んでのM-1挑戦は都や国を相手取って、戦う裁判で注目を集めるためだ。小林氏は都選管に対し、選挙費用の返還請求訴訟の提起や選挙無効の異議を申し立て、河合氏も「立候補者56人全員の枠が用意されていれば、選挙結果が変わっていた可能性があった」と選挙無効を求めて、独自で異議を申し立てていた。都選管に棄却された場合には2人とも高裁へ訴訟提起する準備を進めている。

河合氏が「最高裁まで争う上で世論の同意を得るために、M-1の舞台も活用すべきと考え、小林さんに声をかけて、コンビを組むことになりました」と話せば、小林氏も「裁判で訴えるだけではダメで、もっとメディアに取り上げてもらえるような存在にならないといけない。実は(ピン芸人対象の)R-1グランプリに出ようかと考えていたが、河合さんがM-1の相方を募集していたので乗った」とすぐに応じたという。

都知事選に出た直後にM―1挑戦と、フットワークの軽さの原動力は、2人とも芸人で活動した実績があるからだ。小林氏は「30歳までに売れなければ辞める」と22歳で上京してからはタレント活動しており、24歳の時に人力舎のオーディションにコンビで臨むも玉砕していた。ワタナベコメディスクール出身の河合氏はM-1には過去違うコンビで、2度挑戦。2021年の千葉県知事選の後には、同じく立候補していた後藤輝樹氏とコンビを組んで「キングオブコント」にも参戦した過去がある。

河合氏は「選挙の不公平さを風刺を、効かせて漫才で伝えていく」とネタの構想を明かし、芸人時代はボケ担当だったという小林氏も「小池(百合子)さんや蓮舫さん、石丸(伸二)さんらを応援していた人も、泡沫候補の訴えを聞いて、笑ってもらえる柔らかいネタにしたい」と意気込み、これからネタ合わせしていくという。

ポスター掲示板の枠が足りなくなった問題や選挙の公平性は重大なテーマで、2人は当事者だけに悲哀もネタも満載。M-1を舞台に爆笑の渦を起こしながら、世論喚起を図ることができるかが注目される。

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