【マリーゴールド】ジュリア 所属選手に丸ごとダメ出し「ここに一番おいしい相手がいるんだけどな」

ジュリアのフラストレーションが溜まっている

これでいいのか！ 女子プロレス「マリーゴールド」の〝お騒がせ女〟ことジュリア（３０）が、所属選手たちに雷を落とした。

団体は１３日に初の両国国技館大会を成功させ、次なるステージに向けスタートを切ったばかり。だが、ジュリアは「みんな、敷かれたレールに乗っかってるだけなんだなという感じがしてるよ」と不満顔だ。実は５月の旗揚げ戦直後から感じていたという。

旗揚げ戦でジュリアは右手首を骨折し、戦線離脱を余儀なくされた。「最初はジュリア、ジュリアと言われた団体で、そのジュリアがいなくなったということは全員にチャンスがわたったんだよね？ そこから誰が出てくるんだろうと見ていたんだけど、こいつ面白いってヤツは正直出てこなかった。両国直前になってから、思い出したかのように動き出したという感じで」と吐き捨てる。

５４日ぶりの復帰戦となった両国大会メインでは、Ｓａｒｅｅｅに初代ワールド王座を奪われた。エースが外敵に敗れた現実は受け止めつつも、その後の所属選手たちの行動にも憤りを感じている。「旗揚げ前から自分は誰よりもマリーゴールドのことを考えて行動してきた。だからこそ、自然と『ジュリアの敵を討ってやる』みたいな人がいなければいけないのに、一人もいない。つまんねえヤツらだなって」

ジュリアは年内にも世界最大のプロレス団体、米「ＷＷＥ」に移籍することが確実で、マリーゴールドでの残された時間は少ない。だからこそ、焦りの気持ちもある。「Ｘだけじゃなくて、マイクを持って言ったっていい。自分で道をつくって『そこについて来い！』みたいな人がいないと。上にいきたいとか何か残したいと思うなら、ここに一番おいしい相手がいるんだけどな。みんなの気持ちがないなら、私はやりたいことをやって、いなくなっちゃうよ！」と警告を放った。

くしくも２５日には大阪、２６＆２７日には両国で５年ぶりのＷＷＥ日本公演が開催される。女子では２０１７年に宝城カイリ（カイリ・セイン）、１８年には紫雷イオ（イヨ・スカイ）のＷＷＥ入団が発表されたのが日本公演だった。ジュリアは「見には行きますよ」。お騒がせ女の周囲も騒がしくなりそうだ。