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【パリ五輪】オランダ代表選手に〝選手村追放〟措置 少女への性的暴行過去で批判殺到

東スポWEB / 2024年7月23日 14時46分

選手村から追放された(ロイター)

12歳の少女に性的暴行した罪で服役していたビーチバレー男子のオランダ代表スティーブン・ファン・デベルデ(29)が選手村から〝追放〟されたと英紙「デーリー・メール」が報じた。

デベルデは19歳だった2014年に当時12歳の英国人少女に性的暴行を加えたとして16年に懲役4年の実刑判決を受けたが、服役を終えたのち競技に復帰。今年になってパリ五輪の出場権を獲得した。

しかし英メディアや各種団体から反発の声が上がるなど、26日の五輪開幕を前に不満の声は高まっている。

スポーツ界の女性保護と尊重のために活動するキニスカ・アドボカシー代表のケイト・セアリー氏は「彼の参加はスポーツの実力が犯罪に勝るというメッセージを皆に送るものだ」と改めて非難し、オーストラリア選手団のアンナ・ミアーズ代表は「選手が有罪判決を受けた場合、私たちのチームのメンバーになることは認められない」と明言したという。

同紙は「オランダ五輪員会は有罪判決を受けた犯罪者を選手団に加えたことによる影響を緩和するための処置を講じる」とし「デベルデとパートナーのマシュー・メイルスと協議の上、同選手をパリの代替え宿泊施設に移し、メディアとの会話を禁止した」と伝えた。同委員会のピーテル・ファン・デン・ホーヘンバンド団長は「我々はチームの一員として活躍できるように支援しなければならない」と語ったという。

国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス報道官は記者会見で、デルベデへの反発が強まっていることについて、選手の選考にIOCは関与していないとし「多くの安全対策、特に追加の安全対策が講じられていることを明確にした」とコメントしていたが、波紋は広がるばかりのようだ。

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