日本ハム・山崎福也 天国から地獄…２回に大炎上１０安打９失点の衝撃【オールスター】

２回を投げ終え、参った表情でベンチへ下がった日本ハム・山崎福也

鮮やか安打から一転…。２３日の「マイナビオールスター２０２４」第１戦（エスコン）に先発した全パの山崎福也投手（３１＝日本ハム）が、２回に全セ打線の猛攻に捕まり、この回だけで９失点と大炎上した。

この日の試合には野手として「２番・ＤＨ」、投手としては先発マウンドに上がる「二刀流」で出番がやってきた山崎福。全パの中嶋監督の粋な計らいにより思わぬ形で出場を果たした左腕は、初回の攻撃で相手先発・才木（阪神）から左前打を放ち、場内からは割れんばかりの拍手が送られた。

一方で「本職」で思わぬ事態が待ち受けていた。初回こそ打者３人で終わらせたものの、２回に入ると先頭・岡本和（巨人）、村上（ヤクルト）と連打を浴びて無死二、三塁とピンチを招き、続くオースティン（ＤｅＮＡ）に適時打を浴び、あっさり先制点を献上する。

なんとか最少失点にしたいところだったが、その後も強力全セ打線の勢いを止められなかった。丸（巨人）、牧（ＤｅＮＡ）、この回再び打席の回った村上から３被弾で、打者１３人から１０安打の猛攻で計９失点。二死二塁で最後に細川（中日）から空振り三振を奪った際には、思わず安どの表情を浮かべていた。