日本ハム・万波中世〝確信歩き〟で二塁打…糸井＆杉谷両氏がチクリ「これはカッコ悪い」【オールスター】

打席からゆっくり歩きだした日本ハム・万波中正だったが…

日本ハム・万波中世外野手（２４）が２３日の「マイナビオールスター２０２４」第１戦（エスコン）に「４番・右翼」で先発出場。３回に見せた「確信歩き失敗」に大先輩の日本ハムＯＢたちからチクリと刺された。

１―８で迎えた３回二死走者なしの場面で打席を迎えた万波は、全セの２番手・山崎伊（巨人）から７０キロ台のスローボール攻めに遭うこと３球目、フルスイングで超遅球を捉えると、本塁打を確信してゆっくりと歩き始めた。

しかし、力強い打球は長い滞空時間で伸びていったが、わずかにスタンドに届かず、フェンスに直撃…。慌てて走り出してなんとか二塁には到達した万波だったが、これにはなんとも気恥ずかしい様子。「ＡＢＥＭＡ」で解説を務めていた日本ハムＯＢの杉谷拳士氏は「ホセ・バティスタみたいな歩き方してますよ。完全に反省ですね」と苦言を呈すると、同じくＯＢの解説者・糸井嘉男氏も「これはカッコ悪いですね」と苦笑いを浮かべた。

それでも現役時代に万波と共に汗を流した杉谷は「僕も一度でいいから確信歩きしてみたかったですね。（両打席本塁打を放った際は）左打席の時は『入っただろうな』と思ったんですけど、もし二塁打だったら怒られちゃうので『疑心走り』しました（笑い）。糸井さんとかレギュラーは違いますけど、私とかがやってしまうと『何やってるんだ』となってしまうので…」と自虐エピソードを明かし、後輩を思いやった。