東国原英夫氏が服役直前のスーパークレイジー君にゲキ「今はもう反省するしかないんだよ」

東国原英夫氏（左）とスーパークレイジー君（２０２２年撮影）

元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が２３日、ユーチューブチャンネル「東国原英夫の『時事放談ＴＶ』を更新し、８月に服役する元宮崎市議のスーパークレイジー君こと西本誠受刑者にエールを送った。

西本氏は４年前に都知事選に出馬した際、「どげんかせんといかん」と宮崎県知事で一世風靡した東国原氏のキャッチコピーを使用していた。東国原氏は「勝手に使いやがってと言っていたんです。そしたら３年前に現れて、『すいませんでした』とあいさつに来た」と交友が始まり、昨年の宮崎県知事選ではともに出馬したこともあった。

西本氏は昨年４月の宮崎市議選に当選後、同９月に知人女性への不同意性交致傷罪で逮捕され、一審では懲役４年６月の判決が出て、控訴していたが、相手方との示談が成立する見込みがないことなどから１９日に取り下げ、刑が確定。８月１日からの服役が決定していた。

東国原氏は「言いたいことはいっぱいあるかもしれないが、もうそれはなしや。オレもいろんな事件とか不祥事とか起こしてきて、言いたいことはいっぱいあったけれども、それは理不尽なこともいっぱいあるさ。でも今はもう反省するしかないんだよ」と涙目の西本氏を諭した。

続けて「被害者の方、家族の方、市民の方々に本当に土下座して回れと。みんな信頼して、期待して１票を投じたワケだからそれは本当に自覚してくれよ」と真顔で怒っていたところ、通りかかった老夫婦が「スーパーさんじゃね」「せっかく２番で通ったのに。普段動かない若い子たちはその選挙で動いたでしょ。それなのにダメね。何年後かを期待しています」と西本氏を励ます事態に。これに東国原氏は「僕が土下座しますわ」とヒザを折ろうとして、西本氏が慌てて止める場面もあった。

最後に東国原氏は「とにかく体に気をつけてな。元気で、４年何か月後に会おう。反省しろよ」とエールを送った。