【スターダム】ワールド王者・舞華 前哨戦で刀羅ナツコにピンフォール取られ黄信号「必ず防衛…」

グータッチする上谷沙弥（左）と舞華

女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、極悪ユニット「大江戸隊」のリーダー・刀羅ナツコとの王座戦（２８日、札幌）へ黄信号だ。

２３日の東京・後楽園ホール大会で舞華はワンダー王者・安納サオリ、ハイスピード王者・上谷沙弥、元ワールド王者の中野たむとタッグを結成。ワールド王座挑戦者・刀羅、ワンダー王座挑戦者・なつぽい、ハイスピード王座挑戦者・星来芽依、大江戸隊のフキゲンです★組とトリプル前哨戦で激突した。

異色なタッグに困惑した様子の８人だったが、それぞれの王者対挑戦者がぶつかり合い火花を散らした。その後、王者トリオが好連係を炸裂し躍動。

舞華は刀羅を捕まえると雪崩式ブレーンバスターからのブレーンバスター３連発でマットに叩きつけた。ラリアート合戦でも舞華が打ち負かし優勢に立ったが、刀羅のパワーファイトに押され気味に。最後はなつぽいと刀羅の好連係に気を取られるとスワントーン・ボムからデスバレーボムを見舞われ３カウントを献上した。

試合後、舞華はリング上で大の字に。するとタッグを組んでいた上谷から「舞華大丈夫。私が側にいるから絶対大丈夫」と声をかけられた。疲労と敗北したショックでぼう然とする舞華は「上谷、ありがとう。札幌必ず２人防衛して、５★ＳＴＡＲの決勝で上谷と会いたい。そしてゴッデスも取りにいこう」と約束し上谷の肩を借りて退場した。

王座戦に暗雲が垂れ込めている。