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【F1】2026年から参戦のアウディ激震! トップ2人を電撃同時解任「権力闘争が激化」と独報道

東スポWEB / 2024年7月23日 22時46分

アウディの再建を託されたマッティア・ビノット氏(ロイター)

2026年からF1に参戦するアウディが、アンドレアス・ザイドルCEOとオリバー・ホフマン会長のトップ2人を同時に電撃解任した。

まさに激震だ。巨大自動車メーカーのF1参戦で注目を集めるアウディだが、ドイツ放送局「シュポルト1」などは、F1プロジェクトを進めるトップ2人に同時解任をアウディが発表したと報道した。

「驚くべき発表をした。マネージングディレクター兼チームボスのアンドレアス・ザイドルと取締役会会長のオリバー・ホフマンの両方が退任することになった」

すでに後任も決まっており「新しい指揮官として、元フェラーリ・チーム代表のマッティア・ビノットが、8月1日にスイスの拠点での経営を引き継ぐことになる。イタリア人はザウバー・モータースポーツAGの最高執行責任者兼最高技術責任者を務めることになる」と伝えた。

アウディをけん引するはずのトップの同時更迭の背景について、ドイツのモータースポーツ専門誌「アウトモートアウントシュポルト」は「2人のドイツ人の間で舞台裏で権力闘争が激化していた。プロジェクト再調整の一環として断念せざるを得なくなった」と報道。トップ2人による闘争があまりにも苛烈になり〝喧嘩両成敗〟に至ったというわけだ。

アウディ側は「モータースポーツの最高峰クラスへの参入準備が本格化している。ザウバー・ホールディングAGの全株式の完全買収と、それに伴う経営体制の再編の一環として、将来のアウディ・ファクトリーチームの経営陣を交代することになる」と発表した。

アウディは正式発足前にチーム再建を果たせるのか。

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