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【F1】角田裕毅 レッドブル昇格へ大前進の超絶走行…小倉茂徳氏「インパクトは大きい」

東スポWEB / 2024年7月24日 5時16分

角田裕毅がハンガリーで見せた走りは、F1界に強烈なインパクトを与えた(ロイター)

王者レッドブル昇格へ猛アピールに成功だ。21日に行われたF1ハンガリー・グランプリ(GP)決勝で、RBの角田裕毅(24)が見事に9位入賞。〝奇策〟とされた1ストップ作戦をただ一人選択して成功させた。注目される親チーム・レッドブルへの昇格に向けて実力を示し、モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏(62)は高く評価した。

角田はスタートで順位を2つ下げる苦しい展開になると、チームはタイヤの消耗を避ける技術が抜群の角田の長所を信頼し、1ストップ作戦を指示。このレースではただ一人選んだ〝奇策〟だったが、角田は速さを維持しながらタイヤの性能を限界まで引き出して、ミッションを完遂。上位陣に食い込んで2ポイントを獲得した。

レース前は不可能とされた1ストップ作戦を成功させた角田に、小倉氏は「ドライバー全体でも抜群のタイヤの使い方だった」と絶賛する。このレースで角田がF1界に与えた衝撃は絶大。「インパクトは大きい。『すごい仕事をやったよね』となる。1回ストップは奇策だが、それをうまく実現させたことがすごい」と小倉氏は強調する。

そして「見る人が見れば、角田裕毅というドライバーがタイヤの使い方が非常にうまくて、戦略的にも幅のあることができると、これでまた分かったと思う」とチーム内外に実力を誇示したとみる。

そうなると期待が高まるのが、セルジオ・ペレス(34)の大不振により検討されているレッドブルへの緊急昇格だ。レッドブルでは角田のほか、RBで同僚のダニエル・リカルド、リザーブのリアム・ローソンを昇格候補としており、夏季中断前最後の一戦となる次戦ベルギーGP(28日決勝)後に、ドライバーの人選を決める緊急会議の開催をグループの重鎮ヘルムート・マルコ博士が明言している。

現時点では予断を許さない状況とはいえ、小倉氏は「十分アピールすることはできた。(Q3でクラッシュした)予選だけならちょっとマイナスだったが、決勝でそれを埋め合わせて余りあるくらいの良い仕事をした。まさに大逆転だ」とアピール成功を強調する。

角田が王者の一員となる日が来るのか。運命の瞬間は近づいている。

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