1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

バイデン大統領は脅されていた!? 民主党大物から〝ウルトラC〟突きつけられ反発

東スポWEB / 2024年7月24日 6時5分

撤退したバイデン大統領

米大統領選から撤退したバイデン大統領(81)の推薦を受け、立候補したカマラ・ハリス副大統領(59)が22日、民主党候補の指名獲得に必要な数の代議員の支持を得て、党候補指名を確実にした。8月19日からシカゴで開かれる党大会で正式指名されることになる。米メディアによると、バイデン氏がなかなか撤退しなかったのは、民主党の実力者から〝脅迫〟されていたからだという。

ハリス氏はこの日、デラウェア州で集会を開き、選対スタッフに向けて演説した。カリフォルニア州司法長官などのキャリアを経て、政治家となったことから、「キャリアでは、私はあらゆる種類の加害者と対決しました。女性を虐待する捕食者。消費者をだます詐欺師。私利私欲のためにルールを破るペテン師。だから、ドナルド・トランプのようなタイプの人間を私は知っている」とライバルを強烈に非難した。

集会にはバイデン氏も電話で参加し、自身の撤退について、スタッフに対し「驚いたし、つらかっただろう」とねぎらった上で「正しい決断だった」と話した。

6月27日の対トランプ氏とのテレビ討論会で、バイデン氏は口を大きく開けて、うつろな表情を浮かべる姿が分割画面で頻繁に映し出され、民主党員をパニックに陥れたのは周知の通りだ。そこから民主党とメディアから撤退圧力が高まったが、バイデン氏は選挙戦続行を主張し続けた。そんな中、コロナに感染して静養。21日の撤退発表に至った。

米事情通は「バイデン氏を支えてきたスティーブ・リケッティ氏とマイク・ドニロン氏が20日に世論調査のデータをバイデン氏に示したことで、決断に至ったといわれています。イメージではなく、撤退の根拠となる具体的な数字を突きつけられたのです」と語る。

なぜ、それまでバイデン氏は意固地になってファイティングポーズを取り続けたのか。複数の米メディアによると、〝脅迫〟への反発だった可能性が高いという。

ワシントン・ポスト紙が22日、消息筋の話として「討論会後、民主党の最高実力者たちがバイデン氏に対し、撤退しなければ強制的に合衆国憲法修正第25条を発動すると脅迫していた」と報じた。

合衆国憲法修正第25条とは、副大統領と閣僚らは、病気、負傷、精神障害などにより職務遂行能力がない大統領に対し、職務に不適格であると宣言し、辞任を強制することができるというものだ。これにバイデン氏は承服できなかったという。だが、世論調査のデータという具体的な根拠を突き付けられて納得したというわけだ。

前述の事情通は「討論会は通常9月に行われますが、3か月前倒しでした。プロンプター(原稿を映すモニター)がある選挙集会と違って、テレビ討論会はアドリブ。しかも、午後9時から11時近くまで行われました。失言が多いバイデン氏が失敗することは明らかで、この時期設定も党幹部の計画だったそうです。バイデン氏に翻意させ、8月の党大会でハリス氏を大統領候補とするギリギリの日程です」と指摘している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください