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大谷翔平と話すと言葉の壁を忘れるんだ…〝さらに進化していた英語力〟選手が記者が証言

東スポWEB / 2024年7月24日 11時42分

ベンチでマンシー(左)、T・ヘルナンデス(右)と言葉を交わす大谷

ドジャースの大谷翔平投手(30)がグラウンド内外で絶好調だ。チームが101試合を終えた時点でリーグトップの30本塁打、同2位の打率3割1分3厘、同3位の70打点、同5位の23盗塁で3冠王、史上6人目の「40―40」が視野に入る。一方、テレビ中継ではベンチで同僚とにこやかに会話している姿が毎試合映し出されており、メジャー7年目で英語力もかなり向上しているようだ。その実力をドジャースナインらが明かす――。

最初に証言したのは右脇腹痛で戦列を離れている同僚のマックス・マンシー内野手(33)だ。ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」に出演し、大谷の英語力について聞かれると「彼が完璧な英語を話すというのは大げさですが、彼は有能です。努力家ですごく英語を頑張っているし、分からないことは通訳の助けを借りている。彼とはいい会話ができるので、つい言葉の壁を忘れてしまうことがある。たまに何のこと?とポカンとこっちを見ていることがあるよ」と笑顔で素顔を明かした。

以前は専属通訳を務めた水原一平被告が公私にわたって世話役をこなしたが、銀行詐欺などの容疑で解雇。日常生活やナインとのコミュニケーションを心配されたが、日本選手初となる4年連続の30本塁打の快挙を達成したグラウンドと同様に何の問題もなさそうだ。

さらに「ショウヘイが言う定番のフレーズは何ですか?」と聞かれたマンシーは「定番かどうかは分からないけど、打者ミーティングではいつも『ミドル、ミドル(真ん中)』『チョップダウン(叩きつける)』と言うだけです。僕らはそこに座って相手投手のアプローチを話し合い、打撃コーチはいつも僕ら一人ひとりに考えを聞いてくる。ショウヘイはいつも『ミドル、ミドル』ですね」と知られざるやりとりを明かしていた。

23日(日本時間24日)の本拠地でのジャイアンツ戦前に取材に応じてくれたベテランのジェーソン・ヘイワード外野手(34)は「打者だし話すチャンスは多い。同じ左打者だしね。本当によく打撃の話ばかりしている。普通に話せるけど、インタビューの場面では通訳を使いたい気持ちはわかるな。自分が彼の立場だったら通訳してほしいと思うから。でも話していると、彼がいかにバランスが取れているかが分かるね」と絶賛した。

救援で43試合に登板し、1勝2敗5セーブの左腕アレックス・ベシア(28)は「日本シリーズの話をショウヘイとしたいと思っているんだけど、やはり日々の野球で忙しくなりがちでまだできていない。でも、野球については毎日のように話すよ。僕は通訳のウィル(アイアトン氏)と特に仲がいいから3人でもよく話すけど、そんな時のショウヘイは英語で話している。全く問題ない」と太鼓判を押した。
大谷の会見で最初に質問するスポーツネットLAのリポーター、キルステン・ワトソンさんは「彼が以前どうだったか分からないけど、私が普段交わす会話だったり、チームメートたちとジョークを言っている時は、問題なく英語を話していると思う」と前置きするとこう断言した。

「日常的な会話はハイレベル、野球の話はさらにアドバンス(上級)で通訳はいらないレベルで話せると思う。インタビューで通訳を使うのは、自分の言ったことが間違って取られたり、間違ったことを言わないようにと思うストレスを避けるためだろうし、その気持ちは分かる。でも、私が当初持っていた印象よりずっと理解しているんだなって思うし、実際、本当に英語力は高いと思うわ」。最も取材しているワトソンさんの言葉が大谷の英語力の証明だ。

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