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【ソフトバンク】鷹戦士が球宴で大暴れ 近藤健介は〝積極外交〟が奏功し最多タイの1試合5安打

東スポWEB / 2024年7月24日 23時12分

4回、中日・高橋(左)から中前打を放つソフトバンク・近藤

パ・リーグ首位を独走する鷹戦士が球宴でも大暴れだ――。「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦が24日、神宮球場で行われ、球宴史上最多となる両軍合計44安打が乱れ飛んだ連夜の乱打戦は全パが前セを16―10で下し1勝1敗とした。その中でソフトバンクの近藤健介外野手(30)が球宴最多タイの1試合5安打を記録するなど躍動した。

全パは1番・周東、3番・近藤、4番・山川、5番・栗原、そして先発・有原の実に5人のソフトバンク勢がスタメンに名を連ねて球宴を〝ジャック〟。その打線は周東、近藤がともに猛打賞の活躍で持ち味を発揮した。

初回、まず周東が中前打で出塁すると、すぐさま相手先発吉村(ヤクルト)のモーションを盗んで二盗に成功。近藤の二塁打で三塁まで進んだ。2回に辰己(楽天)のソロ本塁打で先制した全パは、なおも二死一塁から周東が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち2点目。試合前に「ホームランを狙います」と宣言していた周東は二塁ベース上で頭を抱え、あと数十センチ足りなかった飛距離を悔やんだ。

ベンチに帰ると小久保監督から声を掛けられ「やっぱりお前にホームランは無理だなと言われました」と笑顔でタイムリーを振り返った。

3―4で迎えた4回は源田(西武)、周東、万波(日本ハム)の3連打で無死満塁の好機をつくると、ここで3番・近藤が期待に応える中前2点適時打を放ち、5―4と逆転。さらに栗原の犠飛などでこの回一挙5点を奪い試合の主導権を奪い返した。

近藤は「昨日、オースティン選手(DeNA)に話を聞きたいと言って今日打撃練習の時に少し話ができた。それを参考に打つことができました」と猛打の裏に積極外交があったことを説明。「タイミングの取り方、バットの軌道、インパクトの意識、あと打撃練習で最初軽く打ってたんで、その意味だったり。そういうのをいろいろ聞きながら自分に取り入れていこうかなと思ってます」と研究熱心な姿勢を見せた。

近藤は6回の第4打席は高橋宏(中日)から中前打、8回の第6打席でも大西(ヤクルト)から右前適時打を放ち、これで6打数5安打の固め打ち。〝歴史的〟な乱れ打ちで敢闘選手賞を受けて賞金100万円をゲットした。

恒例のホームランダービーでは決勝で同僚の山川を打ち負かして初出場初優勝を飾り、こちらでも賞金100万円と副賞として自動車を手にしていた。シーズン同様、近藤のバットの勢いはとどまるところを知らない。

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