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【F1】角田裕毅のレッドブル昇格を専門メディア悲観「チーム内の力学とコース外での懸念から…」

東スポWEB / 2024年7月25日 5時8分

角田裕毅(ロイター)

F1レッドブルでドライバー交代論が高まる中で、RBの角田裕毅(24)は〝実力以外の理由〟から昇格の可能性が最も低いと専門メディアが悲観論を展開した。

レッドブルではセルジオ・ペレスが大不振に陥っていることから、更迭論が沸騰。2年契約を結んだばかりだが、パフォーマンス条項を発動して契約解除の機運が高まっている。

さまざまな動きが伝えられる中で、欧州のモータースポーツ専門メディア「ザ・レース」が最新状況を踏まえて昇格の動向を特集した。同メディアは、最も有力な選択肢としてRBのダニエル・リカルドを挙げ、次にペレスの続投、そしてリザーブを務めるリアム・ローソンの順に可能性が高いとした。

一方で、最も望みが薄い選択肢として角田を挙げて「レッドブルでの地位…マルコの好みだがアウトサイダーである、論点…総合的に見て最もパフォーマンスの高いRBドライバーである、彼がスパ(ベルギーGP)でできること…リカルドを倒してベストを期待する」と現状を分析した。

そして、こう詳しく解説する。「角田は、直近の1年半にわたる好成績にもかかわらず、主にチーム内の力学とコース外での懸念から、レッドブル内での昇格で最後尾の選択肢と見られていることは明らかだ」と指摘。候補の中で実力は1番手でも、コース外での〝複雑な事情〟が昇格を阻むと指摘。「レッドブル内の意思決定は変わった。角田を支持するヘルムート・マルコよりも、(クリスチャン)ホーナーのほうがドライバー選択に関して大きな影響力を持っている」と昇格の決定はホーナー代表の〝独断〟となることから、候補の中で最も冷遇されている角田は昇格できないと主張した。

そうした背景から「ペレスが落とされた場合、リカルドが彼の代わりとして期待外れだった場合や、ローソンがRBで角田に負けた場合など、他の複数の選択肢がよほど失敗しない限り、今年は間違いなく、おそらく2025年も彼の昇格はありそうにない」と断言。「角田の状況は、純粋なパフォーマンス以外のものを考慮する必要があるF1の世界が、いかに過酷であるかを反映している」とズバリ指摘した。

権力闘争やカネの力学が跋扈(ばっこ)するF1界に、角田の飛躍は阻まれてしまうのだろうか。

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